仁和寺(御殿) | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

御室仁和寺のバス停を下車すると、道を隔てて大きな門が見えました。二王門(重要文化財)です。


二王門



門には阿吽の二王像が立っています。


二王像1

二王像2



 仁和寺は、光孝天皇(830-887)が西山御願寺として着工したのに始まり、888年、宇多天皇が光孝天皇の遺志を継ぎ、完成させました。


 宇多天皇は退位後、出家して仁和寺に住み、真言密教の修行に励みました。以来、明治維新まで皇子皇孫が仁和寺の門跡となり、仁和寺は御室御所とも呼ばれ親しまれました。


 現在、仁和寺は真言宗御室派の総本山であり、1994年に国連の世界遺産に登録されました。



勅使門を通り、


勅使門



本坊表門(重要文化財)に入りました。


御殿



入り口には、御室流の生け花が飾られています。


御室流


中の様子を一通り紹介。



● 白書院


白書院


● 黒書院


黒書院


● 書院から見た庭園


仁和寺庭園


● 宸殿


宸殿


● 霊明殿  本尊は薬師如来。歴代門跡の尊牌が安置されています。


霊明殿


● 宸殿から見た庭



宸殿の庭


御殿を出て、外から写真を撮りました。


御殿