地主神社(本殿と拝殿) | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

清水寺の中に地主神社があります。縁結びの神社です。


 地主神社の創建年代は、神代(かみよ)つまり日本の建国以前とされ、地主神社の鎮座する辺りは、古来「名勝蓬莱山(宝来山)」と呼ばれ、 不老長寿の霊山として信仰を集めてきました。


総門


階段を上って境内へ向かう時、縁結び像がありました。


えんむすび像



● 恋占いの石

 近年の研究により、縄文時代の遺物であることが確認されました。


恋占いの石



● 御車返しの桜

  811年嵯峨天皇が参拝。地主桜の美しさに三度車を引き返したという話があります。



地主桜


● 拝殿(重要文化財) 縁結びグッズをいろいろ販売しています。


拝殿


● 本殿(重要文化財)


  主祭神---縁むすびの神さま 大国主命

   2代目夫婦 素戔嗚命(すさのおのみこと)--奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)

   3代目夫婦 足摩乳命(あしなずちのみこと)--手摩乳命(てなずちのみこと)

  3代続きの神々をお祀りしていることから、子授け安産の信仰も集めています。


 また、芸能と長寿の神さま--大田大神、旅行安全・交通安全の神さま--乙羽竜神、知恵と才能の神さま--思兼大神、を祀っています。


本殿


本殿の横に、えんむすび御札や絵馬を飾る所があります。


えんむすび御札


絵馬


● 幸福祈願鉦  願いを念じながら、鉦(かね)を軽くたたくと願い事が叶うとか。


幸福祈願鉦


● 人形祓い所


総門


人形を桶に浮かべると、厄払いになるそうです。


水に溶ける人形