八坂神社を出て、石塀小路を歩きました。馬車が走っています。速くて追いかけるのが大変でした。
馬車の前にある建物は、大雲院祇園閣です。
大倉財閥の創始者・大倉喜八郎(1837-1928)の別邸にあったもので、祇園祭の鉾をかたどった造りになっており、国の登録有形文化財です。金閣寺・銀閣寺にちなんで「銅閣寺」と呼ばれています。
「ねねの道」に入りました。
高台寺は、豊臣秀吉の正室の寧々(ねね)が住んでいた所です。
「えびす屋」 ここから馬車が出ているようです。
そのまま一年坂に続きます。一年坂は平地です。
一年坂の次は二年坂です。二年坂はゆるやかな坂です。
二年坂の次は三年坂です。三年坂で急な坂になります。正式名は「産寧坂(さんねいざか)」です。
この坂の上の清水寺にある子安観音へ「お産が寧か(やすらか)でありますように」と祈願するために登る坂であることから「産寧坂」と呼ばれるようになったそうです。
この日は清水寺には行かず、三年坂で引き返しました。
二年坂の手前で曲がると、八坂通に入ります。前に八坂塔が見えます。