祇園の道1 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

八坂神社を出て、石塀小路を歩きました。馬車が走っています。速くて追いかけるのが大変でした。


石塀小路



馬車の前にある建物は、大雲院祇園閣です。


 大倉財閥の創始者・大倉喜八郎(1837-1928)の別邸にあったもので、祇園祭の鉾をかたどった造りになっており、国の登録有形文化財です。金閣寺・銀閣寺にちなんで「銅閣寺」と呼ばれています。



大雲院祇園閣



「ねねの道」に入りました。


 高台寺は、豊臣秀吉の正室の寧々(ねね)が住んでいた所です。


ねねの道



「えびす屋」 ここから馬車が出ているようです。


えびす屋



そのまま一年坂に続きます。一年坂は平地です。


一年坂



一年坂の次は二年坂です。二年坂はゆるやかな坂です。


二年坂



二年坂の次は三年坂です。三年坂で急な坂になります。正式名は「産寧坂(さんねいざか)」です。


 この坂の上の清水寺にある子安観音へ「お産が寧か(やすらか)でありますように」と祈願するために登る坂であることから「産寧坂」と呼ばれるようになったそうです。


三年坂



この日は清水寺には行かず、三年坂で引き返しました。


二年坂の手前で曲がると、八坂通に入ります。前に八坂塔が見えます。


八坂通