三千院から1分ほど北側に、「実光院」「宝泉院」「勝林院」と3つの寺院があります。
勝林院は寂光院から始まる「大原女の小径」の終点です。
●勝林院
日本音楽(平曲や謡曲)の源流といわれる声明音律の発祥の地と呼ばれ、「来迎院」と並んで大原二流の一流をなしています。
声明とは経典に旋律をつけて合唱し、仏を賛仰する宗教音楽で、寺院で行われる儀式で僧侶によって唄われました。
● 実光院
勝林院を本堂とする僧房(僧侶が住む建物)で、応永年間(1394~1428)に宗信法印によって復興されました。
中から庭園を眺めた後、外へ出ました。
● 契心園(けいしんえん) 松は鶴を、池の島は亀を表現しているそうです。
● 旧理覚庵庭園 今は「理覚庵」という茶室が無いので、「旧理覚庵庭園」と名付けられています。