C図書館より。

 

『第一話 乱歩城』

『第二話 妖精の足跡』

『第三話 空からの転落』

『第四話 防波館事件』

『第五話 魔術的な芸術』

『第六話 皆殺しの家』

 

最近、土日のどちらかで

母を図書館と買い物に連れて行くのですが、

図書館に行った際に娘と二人で

「一番太い本を探せ」

「一番タイトルの長い本を探せ」なんて

お題を決めて二人で書架を眺めています。

その最中に娘が見つけて、

タイトルに惹かれて借りた本。

 

警視庁・刑事の亜季が双子の妹・羽瑠と

兄の親友・久能光彌に語って聞かせる

未解決事件の概要。

二人は亜季に情報をもらいながら

安楽椅子探偵のように事件の真相を突き止めて行くのですが。。。

 

実は久能は6年前、家族3人を殺害したとして

指名手配されていて、亜季の兄が自宅地下牢に匿っていた男。

兄が事故に遭い、久能のことを託された亜季は

刑事として悩みながらも兄の遺志を受け継ぐことに。

ただ要領と調子ばかりよく、今ひとつ信頼に欠ける羽瑠には

久能を匿っていることは秘密にしていたのですが、

亜季の様子を怪しんだ羽瑠に合い鍵を作られ、

ついに秘密はばれてしまい。。。

 

正直、羽瑠にはイライラするし、

亜季にも好感は持てないし、

事件の一つ一つはおもしろいんだけど

3人の関係性がよくないせいか、

解決に至る会話も今ひとつかな?

 

事件の推理を糸口に、久能の家族の事件についても

久能の口から語ってもらいたいと思う亜季でしたが、

ついに聞き出した真相は「は?」って感じでしたね。