C図書館より。
現実社会で起こる殺人事件と
VRゲームの中で起こる殺人事件。
町田署の刑事・真萩と、
警察を辞めて引きこもりの瀧川。
スマホさえほぼ廃れて、
眼鏡型ゴーグルが主流となる近未来の世界。
町田署管内で発生した殺人事件。
住宅街の空き地に置かれた
ドラム缶の中で見つかった丸焦げの死体。
その後別々な場所で起こった
殺害方法もまったく違う2件の殺人事件。
合計3件の事件をつなげたのは
SNSでささやかれる「龍の墓」という
ゲーム内の殺人事件との相似点。
真萩の同期で、スキャンダルで警察を辞めることになった
瀧川という元交番勤務の警察官。
彼は退職後、家に引きこもりVRゲームにのめり込んでいた。
ゲーム内の本筋とは逸れたミッションをこなしていくうちに
ある館に辿り着き、そこで連続殺人事件が起こり、
その解決が真萩が担当する実際の事件の解決にもつながる・・・
ゲームとかSNSとか、なじみのない世界なので
読む前はちょっと「楽しめるのか?」と不安でしたが、
まぁ、思ったよりは楽しめたかな?と。
でもこんな近未来の世界なら、
警察の捜査ももっとスマートなのでは?という疑問も。
もしかしたら殺人自体もスマートになっていくのかも?