C図書館より。

 

新着図書情報の中から予約したはずなのに

「ポケベル」だったり「自動車電話」だったり、

時代がえらく古くさいな、と思ったら

再文庫化の本だったみたい。

 

大阪の地名が北から南から、次々と出てきて

かなり懐かしかったです。私が昔住んでいた地域も出てきました♪

 

被害者を扼殺後、全身の毛を剃り、セーラー服だったり、

手編みのセーターだったりに着替えさせる猟奇的連続殺人犯と

それを追う警察、そしてなんだか怪しい男と付き合う高校教師と

3つのシーンに別れていて、

携帯電話の無い時代の警察ってめちゃくちゃ不便だっただろうな、

とまず思いました。

インターネットもなかったら調べ物も大変だろうし、

Nシステムもあるとないとじゃ捜査のスピードが違うよね。

 

衝撃のラスト、「え?このあとどうなるんだ?」

「助かるの?助からないの?」後味が悪い気もしましたが

解説に書いてあった「海外ドラマ」のことを読めば

「なるほど、私たちは甘えすぎていたのかも」と反省。

 

でも犯人の犯行動機と遺体の服を

取り替える理由は知りたかったなぁ。。。