半年空くとかさぁ!
ブログなめてんの!?
えぇ!?
登録してくださっている読者さんもいるんだよ!
ねぇ!
ちゃんと書きなよ!
というわけで。
半年ぶりに生き返りました(おでこを地面につけて土下座
Do Gather(ドゥギャザァ≠土下座
お久しぶりです。
好きな言葉は、現状維持、山田尚史です。
体重はキープしてます(痩せろよ
さて、今日のテーマは、
路上ライブ。
ずーーーーっと、ずーーーーーーーーっと思いながら、
文字にあえてしませんでした。
それは、
界隈の方々に怒られたり叩かれたりしそうだなって思ったからです。
はい、ひよりました。
まず前提として。
私もかつては路上ライブミュージシャンでした。
経験者の目線から書いている、それだけ前提とさせてください。
このブログを目にするのは、音楽家だけではないと思います。
ぶっちゃけて、路上ライブってあなたにとってはどんな存在ですか?
予想、あくまで予想ですが、
私が生音・生歌で同行為をしていた25年前よりも、
「迷惑」という回答が多くなっているのでは、と感じます。
昔話ですが。
私(42歳)が路上ライブを始めた2000年頃は、「ゆず」のお二人の影響もあり、
路上ライブという文化が完成していった時期のように思います。
「ゆず」のお二人の路上スタイルを生で観ることは叶いませんでしたが、
ネットで検索、写真を確かめたところ、
ラスト路上ライブとされている、1998年8月30日の時点ではマイクなどの使用は無かったようです。
それに則るように、私が当時組んだデュオも、もちろん生音・生歌での演奏で、
2000年3月より、地元駅前での路上ライブをスタートしました。
当時は、周辺環境との軋轢を生みはしないかと戦々恐々しながらではありましたが、
先んじて同駅前での生音路上ライブ活動をされていた方々に倣いながら、
だんだんと街に溶けることを覚え、少しずつお客様を増やしていけた、
特にトラブルは無かった、6年間の路上ライブ活動でした。
今思えば、そもそも街中で楽器を弾き唄うことに対し、
周囲住民の方々や道行く人たちの暗黙の了解を得られていたこと、
苦情までにはならないけれど、“脆弱な調和”の中で何とか許されていたこと、
それによって、様々な条例が重ね塗られた「道路」という場所での演奏が叶っていたことに十分気付けます。
時は経ち。
いわゆる「アンプ」「スピーカー」というものを使用しての、
本格的なライブのような路上ライブをされる方、
それは弾き語りに限らず、バンドスタイルの方も見受けられるようになりました。
誰からともなく始まった、音量合戦。
技術云々ではなく、誰が一番聞いてもらえるか、そんな戦いが繰り広げられているように見えました。
(私は、魅力は音量だけに在らず、と思っています。)
そのうち、
(路上ライブ経験者が何を言う、と言われそうですが)
それらの演奏を、うるさい、やかましい、と思うようになりました。
私がそう感じるのであれば、音楽に関わっていない方にとっては尚のこと。
特に路上ライブが盛んだったような印象の新宿駅南口には、でかでかと、
「路上ライブ禁止」の横断幕が貼られる様になりました。
調和が崩れたんです。
元々脆弱だったその調和が、ぶっ壊れたんです。
私達は、「やらせてもらっていた」んです。
でも、それがいつしか、迷惑というレッテルを貼られるようになったのです。
街の方々が仕方なく良しとしてくれていたものが、度を超えたんです。
だからといって、その人たちだけのせいにしたいわけではありません。
私も間違いなく先人なのですから。
その方々の歴史を辿れば、私たちがいます。
X(旧ツイッター)を見ていると、
路上ライブ、とPostすれば先に通報が入るためか、検索にあたらないように記述を変えたり、
警察に演奏を止められることがあれば、止められてしまった、と書くアーティストもいますが、
止められて「しまった」、ではなく、止められて然るべき、なのです。
中でも、「止められてしまったので、様子を見て○分後に再開します」という内容や、
「駅の反対側に移動します」等、尚も演奏を続ける方や、
警察の方への怒りなど、私には見当違いだと感じられる表明をされている方も見受けられます。
もちろん。
街の大きさ、周辺のお店などの状況、演奏する時間帯、人の多さ、などの環境の違いも、
路上ライブ文化への見方の違いへと反映されると思います。
現実、夜中の名古屋・栄を歩くと、けっこう派手で音出してるなーと思う方がいらっしゃいますが、
街の特性もあってか、住宅が少ない地域では、夜中の演奏でも一見問題が無いように「見える」、見えるところもあります。
ただ、私の暮らす神奈川、そして東京周辺となるときっと話は別で、
路上ライブをしよう、となる程に駅前が広い場所は、
住宅も、お店も、駅上のホテルなどもあり、演奏が厳しいところが多いです。
その中で、音量合戦が始まれば…それは間違いなく、「迷惑」に達するものになるのではと思います。
今は、路上ライブ的な公式イベントを開催されている団体、NPOがあったり、
ライセンス登録制で路上ライブが出来るような市もあります。
なので、路上ライブ、というものを叶えること自体に目を向ければ、出来る手立てはあるのです。
が、これはそれぞれ個々人のマナー意識によるものだと思いますが、
街との調和が何かしらの形、例えば音量などで崩れてしまった結果、
東京神奈川では、路上ライブ禁止、音量制限などのルールが設けられた場所がここ数年で増えたという話も聞きます。
過去に、路上ライブの違法性などについて話題に上がったこともありますが、
基本は道路交通法に則った考えになるという認識です。
そして、滅多なこと、それこそ市の公式イベントなどでない限り、
個人での路上ライブの認可はほぼ下りないのではと思っています。
(参考に、神奈川県の海老名駅前デッキは条件付で有料での利用は可能です。そのような場所もあります。)
長々と綴りましたが、
今路上ライブを主戦場としている方にお伝えしたいのは、
もし路上ライブがやりにくい、と感じたのであれば、
それは、同じ界隈の、路上ミュージシャンが招いているかもしれないということ。
もし許可をとれていないのであれば、「やらせてもらっている」意識を忘れないこと。
そして、ドラムやパーカッションを用いたバンド形式での路上ライブは、
音量も増し、場所もとる故に、特に苦情を生みやすいということ。
私は路上ライブという文化が好きなので、これからも町からポロンポロンとさりげなく聞こえてくるような、
自然と知らない人同士が集まって来る、私の記憶の中の路上ライブが、どこかの駅で続いていてほしい。
お客さんを集めたいのは死ぬほど分かる。
注目も、SNSでのバズりも狙いたいのも苦しいほど分かる。
でも、その音が一番に質良く届く場所で勝負をしてほしい、と思うのは、私が歳をとったからなんだろうか。
バンドであれば尚更のこと。
楽器にも機材にも良い環境で、メンバー全員で協力して、ライブハウスで継続的な活動することは出来ないだろうか。
路上ライブを青春としていた私だからこそ、
街で見かける「禁止」の文字が、とても歯痒いのです。
●山田尚史ライブ情報●
🎟️=ツイキャスプレミア配信
11/27(木)トーク配信🆓
11/28(金)ミニワンマン配信LIVE143🎟️
12/8(月)トーク配信🆓
12/9(火)ミニワンマン配信LIVE144🎟️
12/13(土)活動25周年ワンマンライブ@東京/大塚LIVE×BAR◯-maru-(昼公演、🆓配信有)
12/14(日)千葉/千葉ANGA
12/18(木)トーク配信🆓
12/19(金)ミニワンマン配信LIVE145🎟️
12/21(日)大阪
12/22(月)配信🆓
12/23(火)滋賀/大津もう愛はトゥモロウへ
12/24(水)京都/東向日Second Rooms🎟️
12/26(金)配信🆓
12/27(土)大阪/心斎橋SlowBird(🆓配信有)
12/28(日)Chomo La Garden Circuit@大阪/寝屋川サーキットフェス
1/5(月)トーク配信🆓
1/6(火)ミニワンマン配信LIVE146🎟️
1/8(木)愛知/豊橋clubKNOT
1/9(金)神奈川
1/16(金)配信🆓
1/17(土)東京/下北沢 DY CUBE(昼公演)🎟️
1/21(水)大阪/心斎橋SlowBird(🆓配信有)
1/22(木)大阪/心斎橋SlowBird(🆓配信有)
1/24(土)愛知/豊橋THE楽
1/25(日)愛知/豊橋THE楽
2/8(日)山梨/甲府湯村FeelRockCafe
2/13(金)配信🆓
2/14(土)神奈川
2/17(火)東京🎟️
2/21(土)愛知(昼公演)
3/21(土)鹿児島(初💡)
3/22(日)宮崎(初💡)
3/24(火)自主企画@大阪
★各ライブ詳細&ご予約
http://yamadatakafumi.blogspot.jp/
X(旧ツイッター)
https://twitter.com/yamadatakafumi
Instagram
https://www.instagram.com/ymd_tkfm/
TikTok
https://vt.tiktok.com/ZSedXKNGc/
YouTube

