さくらのはな、もものはな、おしろいばな。 | あんなこと。こんなこと。

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いつもよりずいぶんと早かった桜、
あちこちではらはらと散りはじめました。

以前から
花は散ってしまったけれど木は生きているのだよ、と
身近に教えてあげたくて

ひなまつりのときの桃の花が
散る頃にちいさな葉がでてきたのを見つけたとき
これだー、と思って嬉しくなって

花がすっかりなくなっても毎日水を替え
日中は日あたりのいい窓際に移して大切に育てていたら
葉っぱが数センチのびてきて

もものはな、おわっちゃったの?
でも、葉っぱでてきたね

と、むすめ子が言うようになり
愛着出てきたみたい、よしよしいい感じ…^^

なんて、にやにやしていた矢先、
1日お世話をサボったとたんに枯らしてしまいました。のーん!


まいにち気にしていたから
ふたりともがっかりするかなあ…

と、ふたりが保育園へ行っている間に
しょんぼりしながら片付けたら

これが、ぜーんぜん。
ふたりとも、けろっと存在を忘れたのか
なくなったことに全く気がつかなくて何も言われなくて
それはそれで、かーちゃん、しょんぼり(笑)


でも1ヶ月ちかく頑張った桃の枝が枯れたら
1週間もたたないうちに、今度は桜が散るころで。


さくら、ちっちゃうね。
さくらのはなは、おしまいなの?

そうよ、でもさくらの木は生きているからね。
すこし葉っぱが見えるでしょう、これからどんどん葉っぱが出てくるの。
みどりいっぱいになって元気に夏をすごして
また冬になって、春になったらまた花が咲くの。


そう話しながら桜の下を歩いていたら


はっぱが、ぐーんとでるんだね。
もものはなと、おんなじ?


おー、覚えてた!!
すっかり忘れていると思っていたのに。

そうだよ、おんなじだよ。と返事をしながら

おうちのもものはな、どこ行っちゃったの?
って、今さら思いだされたら困るなあって
ちょっとひやひやしているのでした(笑)

いまのところ何も言われないんだけど
やっぱり、それはそれで…まあいいか。


もうすこしあたたかくなったら、鉢を用意して
おしろいばなのたね、みんなでまいてみよう。

芽が出て育っていくところ、見せてあげたいな。

むすめ子が産まれてからずっと、鉢植えのない家だったから
目あたらしいものが嬉しくて、ほじくりかえしちゃったり
嬉しすぎて毎日いじってだめにしちゃうような予感もするけど。。

まあ、それもそれで(いやよくないか)
とにかくみんなで育ててみよう、楽しいだろうな。
鉢はひとりひとつかな、とーちゃんとかーちゃんのぶんも欲しいな。
とーちゃんにはアリガタ迷惑かもしれないけれど…(苦笑)


むすめ子も寅子も、ひとつおねえさんのクラスになって
暮らしがすこし新しくなった今日。

そう決めて、楽しみもひとつできました。むふふ。