こんにちは。
皆さん、昨日は ご心配おかけして ごめんなさい。
僕のパワーが届いたみたい。
ママ、復活したよ~![]()
朝ご飯を食べた後、
ママ「クッキー君、今日は
デートだね」
「急いで支度して、行ってこよう!」
僕「わーい!」
予定通り、 メグちゃんに逢う為 急いで お支度。
僕「パパ、行ってきます」
パパ「行ってらっしゃい」
パパの大きな
手と僕の
前足を合わせて、ハイタッチ。
男同士の挨拶を済ませてから、れっつごー![]()
エッサホイサ エッサホイサ エッサホイサ
待ち合わせ場所で、無事に メグちゃんと合流~。
時計は、7時半過ぎ。
誰もいなくて、ラッキー![]()
バギーを停めて、僕は 車椅子に乗り換え~。
メグちゃんは、リードを着けて貰って準備完了~。
僕「メグちゃん、遊ぼう!」
メグちゃん「うん、私は この辺を探検してるから 走って来て良いわよ」
僕「う…うん」
「じゃ、走ってくるね」
メグちゃん「行ってらっしゃい」
時折、吹く秋風が気持ち良い。
メグちゃんは、バギーの周りを探検したいって言うから、僕は 広場を思い切り走る事にしたよ。
ママ「よーい、どん!」
僕「キャッホーイ!」
昨日と違って、今日のママは 笑顔がいっぱい。
僕は、ママが笑顔だと とっても嬉しいの。
風を感じながら、広場を走り回ってたら 自然に笑顔がこぼれて来た。
そんな僕を見て、
ママ「真ん中」
僕「は…はい…」
ママが開脚して、【真ん中】のコマンドを指示したの。
もしかして、お勉強タイムになったの?
遊びモードから、いきなり お勉強モードにスイッチ切り替え。
ママ「真ん中」
僕「はい」
メグちゃんの事も気になるし、ご近所さんからの物音も気になる僕。
こんなお顔で、お目目キョロキョロしちゃったけど…
次の『真ん中』っていうコマンドで、ママと一緒に テクテク ポテポテ トコトコ
前に進むと言うトリックに、一応 成功したよ。
ママは、僕と一緒に進みながら
カメラを僕に向けようと必死だから、不格好な足になっちゃったけどね。
ママ「上手に出来たから、おしまい!」
「さあ、ぐるっと探検したら メグちゃんのところに戻ろう!」
僕「やったあ!」
朝練は、1科目だけで おしまいだって~。
ギャラは、ママにボデイーを いっぱい 撫でて貰ったよ。
さあ、探検に出掛けよう!
テクテク ポテポテ トコトコ
公園の端っこまで歩いてから、クルリン Uターン![]()
メグちゃんのところに、一目散に ダーッシュ
チュ![]()
メグちゃん「クッキー君、お帰りなさい」
チュ![]()
僕とメグちゃんが、お互いに近づいて チュ
ってした瞬間に
カシャ!
音が聞こえたの。
だから、僕とメグちゃん、一瞬にして 離れちゃった。
そしたら、「こんな写真が出来あがっちゃった」って、ママが言ってた。
メグちゃん「クッキーママさんったら、私達のchu
を撮ろうと いつも必死だけど恥ずかしいのよん」
僕「そうだよね」
「僕も、cyu
の写真は、恥ずかしいよん」
でもね、パッと離れたけど、 直ぐに また 僕とメグちゃん 近づいて ツーショット。
ママカメラマン、今度は 後ろから
カシャ!
仲良しな姿を撮っていたよ~。
ツーショットで並んでいたのは、ほんの少しの間だったけど…
ママ「今日は、予報通り
晴れて良かったね」
僕「うん!」
また、探検したり 駆けっこしてたのだけど、嬉しくて 笑顔がこぼれて来ちゃったよん。
ひと走りした後、バギーのところに戻って お水を ペロペロ。
喉を潤してたら、
メグちゃん「クッキー君のママさん、そろそろ
タイムリミットじゃない?」
「帰った方が良いんじゃない?」
僕「あっ、そうだった」
「僕のママ、御用あるから~って 7時半の待ち合わせにして貰ったんだっけ…」
「もう、帰らなきゃ…」
夢中で遊んでたら、すっかり 忘れてたよん。
僕のママ、 御用があるの。
メグちゃんも、お水を飲んでから 待ち合わせ場所へ GO-![]()
僕は、いつものように メグちゃんの後ろ姿を見守りながら歩いたり、バギーに乗ったりしながら戻ってきた。
いつもの休憩場所で、メグちゃんが お水を飲んでいたら
柴犬ちゃん(5歳 ♂)「おっはよー!
」
メグちゃん「あっ、柴ちゃん!」
「おはよう~![]()
」
この前、
学校裏の公園でも逢った5歳のイケメン柴犬ちゃん&お兄さんが近づいてくるのが見えた。
柴犬ちゃんは、メグちゃんを見つけるなり ダーッシュ![]()
メグちゃん、嬉しそうな お顔で ご挨拶してたの。
そんな柴犬ちゃんとメグちゃんの様子を、バギーの中から見ていた僕は、ちと ヤキモチ。
僕「ちょ…ちょっと、僕のガールフレンドなんだからね~![]()
![]()
」
「WONWONWONWON!!」
思わず、大きな声で 叫んじゃったの。
そしたら、
お兄さん「大丈夫だよ~」
僕「は…はい…、年甲斐もなく 嫉妬してしまいました」
お兄さんが、僕を 優しく 撫でてくれたよ。
男性苦手な僕だけど、優しく撫でてくれるお兄さんには、
心の扉をオープン。
少し、僕の気持ちが落ち着いた。
メグちゃん「また、逢えると良いわね」
柴犬ちゃん「うん、また逢えるといいな」
柴犬ちゃんと別れたメグちゃん、元気が出たみたい。
足取りが、と~っても 軽やかになって 小走り気味に~。
タッタッタッタッタッタ~![]()
やっぱり、若いって良いわね~![]()
![]()
ルンルン気分で、
お家方面に向かって行ったよ。
よし、僕も 若い柴犬ちゃんに負けないように頑張ろう!![]()
僕は、決意を新たに エッサホイサ エッサホイサ
平坦な道になってから、車椅子で テクテク ポテポテ トコトコ
最後まで、歩いて帰って来たよ~。








