朝から、
お日様 ニコニコ いい天気。
ママの
親不知抜歯痕の歯茎も、今のところ 食後のシリンジ洗浄で 落ち着いてる。
ママ「メグちゃんに逢いに行かれるね」
僕「やったあ!」
今日は、
メールで打ち合わせていた
デートの日。
朝ご飯を食べた後、急いで支度して れっつごー![]()
エッサホイサ エッサホイサ エッサホイサ
待ち合わせで、無事に メグちゃんと合流~![]()
僕「メグちゃん、おはよう~」
「どこで遊ぶ?」
メグちゃん「久しぶりに、
小学校裏に行ってみましょうよ」
僕「良いよ」
デートコースは、久しぶりに
小学校裏の公園にしてみることにしたよ。
公園に着いたら、誰もいなくて ラッキー![]()
バギーを停めて、メグちゃんは リードを着けて貰って準備![]()
メグちゃん「クッキー君~、先に行ってるわね~」
僕「うん、後から追いかけるよ」
メグちゃん、準備が整ったと同時に 探検へ。
僕は、車椅子に乗り換えてから 追いかけた。
僕「メグちゃーん、どこ~!」
タッタッタッタッタッタ~![]()
広場の中を捜してみたのだけど、見当たらない。
もしかして…
振り向いてみたら、バギーの前で お水を飲むメグちゃんの姿を発見![]()
なんだ、戻ってたのか…。
ホッとしたいたら、若い柴犬ちゃん&お兄さんが、メグちゃんに近づいて行くのが見えた。
柴犬ちゃん(5歳 ♂)「おはようございます!」
メグちゃん「あら、久しぶりね」
「元気そうで、良かったわ~
」
メグちゃん、若いイケメンとの再会に
ウットリ~。
あ~ん、僕の ガールフレンドなのに…。
僕は、気になって 気になって 仕方がなくなって来ちゃったよん。
でも、
ママ「クッキー君~、 ちょっとだけ 練習してみようよ」
「ちゃんと、
お耳を傾けられる練習しておいた方が良いと思うの」
僕「分かった、やってみる」
どんな環境の中でも、ママの言葉に
耳を傾けて 従えるようにする。
僕の課題を克服するチャンスかも![]()
ママ「あとへ」
僕「はい!」
メグちゃんが、若いイケメンの柴犬ちゃんと仲良くしてるけど、僕は お勉強タイム。
右脚側に着いたと同時に、コンタクト。
ママ「YES!」
「あとへ」
僕「はい!」
次の「あとへ」と言う指示で、ママと一緒に テクテク ポテポテ トコトコ
集中~、集中~![]()
自分に言い聞かせながら、《ヒールウオーク》してのだけど…
う~ん、やっぱり 気になる![]()
見ちゃえ![]()
あっ、あんなに仲良くしてるぞ…。
僕の集中が途切れそうになった、その時![]()
ママ「おまわり」
僕「は…はい!」
ママが、右脚側での『おまわり』 を指示して来た。
僕の
心は、メグちゃんだけど、
お耳は ママの言葉を聞く体勢にあることはある。
ぐる~っと、1周 大成功![]()
ママ「クッキー君、お利口さんでした」
「ご褒美あげるね」
僕「ありがとう~」
本日の
ギャラは、おすわり君 レバー味。
パクっと食べて、ママに いっぱい ボデイーを撫でて貰ったら、嬉しくて 前足ピョンピョン跳ねちゃった。
気になっても、任務遂行![]()
習い始めの頃は、気になる事があったら ママの言葉に
耳を傾けられなくなってしまった。
でも、あれから 4年目に入るのかな…。
こんな環境でも、
お耳を傾けて 従えるようになったよ~。
ママ「次は、『フロント』で回った後の『サイド』のポジションになるまでの流れを練習してみたいね」
僕「うん、今回の作品の中に取り入れてるもんね」
「スムーズな流れになるように&ママと息を合わせて動けるようにしておかなくちゃ…」
成長した僕の姿を見たママが、次は 作品の練習をしたいと言って来た。
僕も、練習出来る時にしておいた方が良いから 賛成したよ。
ママ「フロント」
僕「はい!」
指示された『フロント』に立ってスタンバイしようとした その時![]()
白ラブちゃん「あら、あなた 初めて会うわね」
「どこの、どなた?」
僕「は…は…は…はじめ…まして…」
僕よりも身体の大きな白ラブちゃんが、僕に近づいてきたの。
初めて会う白ラブちゃんだから、ちょっと 警戒して 固まっちゃった。
だけど、白ラブちゃんは そんな僕でも 気にしないみたい。
僕の お尻を クンクン クンクン クンクン
ちょ…ちょっと、待って~!
僕、心の準備が出来てないってば~!
心の準備が出来る前に、白ラブちゃんが お尻を嗅ぎに来たもんだから、ママの足の周りを ぐるぐる ぐるぐる 逃げ回っちゃったの。
それでも、白ラブちゃんは 僕の情報を集めておきたいみたい。
僕を追いかけて、一緒に ぐるぐる~ ぐるぐる~。
白ラブのパパさん「ほら、怖がってるから止めなさい」
白ラブちゃんのパパさん、僕が怖がっているのを察知して 白ラブちゃんに声を掛けてくれた。
でも、白ラブちゃんは 全く パパさんの言葉が聞こえないみたい。
そんなもんだから、白ラブちゃんのパパさんも 一緒に ママの周りを ぐるぐる~ ぐるぐる~。
ママ「そんなに回ったら、バターになっちゃうよ」
僕「うん、そうだね」
そんな様子を見ていたママが、バターになっちゃうと心配して止めてくれた。
白ラブのパパさん「すみません、ありがとうございました」
ママ「いえ、どういたしまして
」
白ラブちゃんも、やっと パパさんの言葉を聞ける状態になったみたい。
パパさんと一緒に、公園から出て行ったよ。
僕(心の中)ハア~、緊張した~。
こういう時の対処方法って、どうすれば良いのだろう…。
バターになる前に止まれて良かった。
ママ(心の中)こういう時は 最初から リードを短く持ち直してたら良かったのかな…。
クッキー君を守ってあげられるのは、ママだからね…。
反省だわ…![]()
こんなハプニングがあったけど、
ママ「おまわりの練習だけでも、やってみようね」
僕「うん」
ここの公園が、嫌な印象で終わらないように~って ママの作戦。
ママ「フロント」
僕「はい!」
コンタクトも出来た事を確認してから、
ママ「スピン」
僕「はい!」
『フロント』のポジションで、ぐる~っと 1周 回る事に大成功![]()
ママ「上手に出来たね
」
「朝練は、これで おしまいにしよう」
僕「やったあ!」
また、
ギャラを貰ってから いっぱい いっぱい 撫でて貰って 笑顔が復活~。
この公園が、良い印象で終われて、ホッと ひと安心。
ふと、メグちゃんを見てみたら
メグちゃん「柴犬ちゃ~ん、もう 帰っちゃうの~?」
さっきの柴犬ちゃん(5歳)が帰って行く後を追いかけてたよ。
でも、追いつけなくて 残念そうな お顔だった。
また、逢えると良いね。
そんなこんなしてたら、公園に親子がやって来た。
どうやら、
キャッチボールが始まるらしい。
メグちゃん「そろそろ、帰る?」
僕「うん、帰ろうか…」
野球のボールが飛んできて怪我したら、大変。
お水を飲んでから、帰る事にしたよ。
メグちゃん、ママさんとお揃い?
チェック柄のスカートが、可愛いね。
いつものように、後ろ姿を見守りながら 待ち合わせ場所に戻ってきた。
次の約束は、27日(土) の予定。
台風の進路が気になるけど、一応 打ち合わせしてバイバイ。
僕は、また 平坦な道になってから のんびり マイペースに歩いて 帰って来たよ。
と言うのが、今日の
デートの様子。







