病気なんか、吹き飛ばせ! 『クッキー ほのぼの日記』   病気なんか、吹き飛ばせ! 『クッキー ほのぼの日記』  
病気なんか、吹き飛ばせ! 『クッキー ほのぼの日記』  

わんわんパトロール隊、出動!!


テクテク  ポテポテ   トコトコ


なるべく日陰を探しながら、前進~音譜音譜


ママと一緒に楽しく歩いていたら、前方から シュナちゃんが歩いてくるのが見えた。


ママ「クッキー君、ついて」

わんわん僕「はい!」


シュナちゃんと反対側の端っこに寄って、ママの左脚側へ。


ママ「待て」

わんわん僕「はい!」


シュナちゃんが、気持ちよく通れるように 声を潜めて ジー。


お互い、吠えあわずにすれ違う事に成功チョキ


わんわん僕「ママ~、もう 歩きだしても大丈夫?」

ママ「うん、良いよ」

「吠えないで、偉かったねグッド!


ママに撫でて貰って、嬉しくなった僕。


尻尾振りの代わりに、前足ピョンピョン跳ねちゃった~。



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さあ、お仕事モード再開だー!


テク……


歩き始めようとしたら、今度は 2匹のトイプーちゃんが やってくるのが見えた。


また、ここで 待ってよう!


久しぶりの遊歩道。


初対面のワンちゃんばかりだ。


吠えないように、声を潜めて ジー。


ママの左側から眺めていたら、トイプーちゃん 僕に気がづかずに行っちゃった~。


2回目も、吠えずに 上手にすれ違う事に大成功チョキ


さあ、まだまだ コースは 長い。


頑張るぞー!グー


テクテク   ポテポテ   トコトコ



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そうだ、トンネル手前を右折してみようビックリマーク


あっ、 そっか…


この道に出るのか…


あまりにも久しぶり過ぎて、忘れてたぜい…あせる


メグちゃんに教わった家お家までの近道コース。


この道なら、僕の前足君も 歩き通せるかも知れない。




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張り切って歩いていたら、喉が カラカラに。


わんわん僕「ママ~、喉が渇いた~」

ママ「ママも、喉が渇いたわ」


わんわん僕「えっ、ママもはてなマーク

「喉が渇いたって気がついた時は、遅いんだって!」

「早く、水を飲まないと!!」

ママ「そうだね」


確か、テレビTVで言ってたし、スポーツのインストラクターさんにも言われる。


喉が渇いたと気がついた時は、もう遅いって。


キャー、飲まなきゃ叫び


ペロペロ  ペロペロ  ペロペロ


ゴックン  ゴックン  ゴックン


僕とママ、慌てて 喉を潤して パワー回復アップ


さあ、 頑張れるところまで頑張るぞーグー


テクテク   ポテポテ   トコトコ


テク……  ポテ………


張り切ったけど…、


喉を潤して、直ぐに スピード右下矢印ダウンしてしまった。


ママにとっては、ちょっとの登り坂でも、車椅子の僕には キツイ坂。


注意無理は、禁物注意



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スピードダウンした僕を見て、

ママ「バギーに乗りなさい」

わんわん僕「やったあ!」


ママが言ってくれたの。


お言葉に甘えて、車椅子ごとバギーに乗り換えたよ。


ハア~、楽チン~  楽チン~音譜音譜


ここから、暫く バギーの中からパトロールだービックリマーク


エッサホイサ   エッサホイサ    エッサホイサ


日陰を探しながら、ママに押して貰ったよ。