【デーツの最高品種 ピアロムデーツ】

デーツはスーパーフードとして人気の高いフルーツです。日本ではあまり馴染みがありませんが、中近東では代表的な果実です。デーツの歴史は古く、紀元前4000年に遡ります。
雨の少ない砂漠でも育つことから「生命の樹」とも呼ばれ、紀元前から健康維持に欠かせない食品として中近東諸島で愛されてきました。旧約聖書やコーランにも登場するデーツは、聖母マリアがイエス・キリストを身ごもった時、毎日欠かさず食べていたそうで、今でも中近東では妊娠中に毎日デーツを食べると元気なこどもか生まれてくると言われて食されています。
世界中のデーツは400種以上の種類がありますが、イラン産のピアロム種はハジアバード地域以外では栽培されない最高の品種で、収穫量が少なくとても希少なデーツです。



■低GI値のデーツ
GI(Glycemic Index:グライセミック・インデックス)は、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。グルコースを基準とした場合、GIが70以上の食品を高GI食品、56~69の間の食品を中GI食品、55以下の食品を低GI食品と定義しています。デーツのGI値は31-50で、GI値55以下の低GI食品に分類されます。
高GIの食品(煎餅・パン・白米・ベイクドポテトなど)は血糖値が急上昇し、肥満の一因となるインシュリンが分泌されやすくなります。低GI食品で血糖値の上昇が穏やかなデーツはダイエットにもおすすめです。

デーツを毎日食べると健康によい効果が得られます。 デーツにはβ-カロテン(抗酸化作用)やカリウム(高血圧予防)、マグネシウム(骨や歯を健康に保つ)や食物繊維(お通じ改善)など、優れた栄養素の健康効果が期待できるためです。デーツにはβカロテンといった抗酸化作用のある成分が多く含まれています。 またミネラルの1つである銅は、赤血球中のSOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)を構成し、活性酸素を消去する働きに関わっています。 抗酸化作用により身体のさび付き(酸化)を抑制し、アンチエイジングが期待できるのです。デーツに含まれる食物繊維の8割は不溶性食物繊維です。 不溶性食物繊維は水分を吸収して便の容積を増やし、便秘改善に役立ちます。 また、ビフィズス菌などの善玉菌の餌となり、腸内環境を改善します。鉄分を多く含むデーツは、貧血気味の人や妊娠中の人にもおすすめです。身体の余分な塩分や水分を排出する働きのあるカリウムも豊富に含むため、むくみ解消にもつながります。


デーツに多く含まれる糖の成分は吸収の速い単糖類のブドウ糖・果糖なので、すぐにエネルギーを補給したいときにはぴったり。 1日を元気にスタートするための朝ごはん、そして仕事や勉強中、運動時など、短い時間でのエネルギーチャージに、デーツは頼りになるスーパーフルーツです。

ビオチンは「髪の健康維持」に欠かせない栄養素で、不足すると抜け毛や白髪の原因になります。 デーツに豊富に含まれるビオチンが、白髪を予防してくれます。 また、デーツには抗酸化作用のあるビタミンCやカロテノイドも豊富に含まれており、活性酸素から髪の毛を守ります。さらにデーツは、新陳代謝を高めるビタミンB群も豊富であり、髪の生え変わりをサポートしてくれます。 抜け毛の原因には、細胞増殖に必要な栄養素が不足し毛根細胞の活動がうまく行われないことが挙げられますが、デーツは抜け毛予防にも役立つことがわかります
  
  食物繊維はごぼうの1.4倍
    マグネシウムはレーズンの2倍
    カルシウムはキウイの2.3倍
    カリウムはバナナの1.8倍
    鉄分はほうれん草の2倍


そのまま食べても美味しいデーツですが、アレンジをすることで食べ応えのあるデザートやおつまみにも変身します。
刻んだナッツとデーツを乗せ、パルメザンチーズをかけたケールのサラダ
刻んで自家製グラノーラの材料に
「エナジーバイツ」を作るときの「つなぎ」にする
スムージーの甘味づけに使う
カカオパウダーとブレンドして、ブラウニーを作る
ナッツやチーズと組み合わせることでワインにぴったりのおつまみに
クラッカーに乗せてカナッペに

 

 

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