カテーテルアブレーションをしてから早くも2週間がたった。

鼠径部の傷跡はまだ少しあるし、かなり広範囲に広がった

青あざもまだ残ってはいる。

ショートパンツをはく時期になったら、

ショートパンツをちらっとめくって、

息子にもこの青あざを見せてやろうかと

悪趣味なことも考えたが、まだ残念ながら

ショートパンツをはくほど暖かくはない。

 

医者からは8日たったら運動を始めてよいと言われたので、

きっちり8日目から運動を開始。

走るのはまだちょっと怖かったので、

筋トレから始めた。

 

ほとんど運動をしてなかった割には、

今までと同じ重さで筋トレができたし、

さほど筋肉痛にもならずに済んだ。

 

走る方はというと、1時間走ってると

最後の方でカテーテルを入れたところに

痛みというほどではないが、違和感を覚えることも。

 

ただ、それよりなにより。

足が上がらない。しんどい。

途中歩いてしまう。

 

アブレーションの効果が出てないってことなのかな。

処方薬は以前のままだし。

時々動悸もかんじるし。

 

医者からはアブレーション後、落ち着くまで1,2か月

掛かることもある。ただ、その後も不整脈が続くようなら

もう一度アブレーションをしないとならないね、

と言われている。

 

走ることより生きることの方が大事なんだけど、

前のように走れるようにならんもんか。

なかなかどうして、一筋縄ではいかなさそうだ。

あとは、もう少し様子をみて落ち着いてくれるのを

願うのみかな。

 

アブレーション自体はけっこうしんどかったけれど、

息子たちがこまごまとした面倒をみてくれ、

気遣ってくれたのは嬉しかったな。

 

母も同じようにその昔、カテーテルアブレーションを

していたけど、あの時あまり気遣えなかった気がして

今更ながら反省。

同じ目に合わないと心情ってわかってあげられなかったりする。

思考力、想像力をもうちょっと深いところまで働かせて

相手の立場に立てるようにしないとな。

 

そういう意味では何事も経験。

手術なんてしないほうがいいに決まっているが、

これはこれでいい経験です。