朝はすっきりと目覚めたいもの。そしてできれば、朝早くに目覚めたいと思っているものの、休日となるとついついゆっくりしてしまう。

 

それでもなんとかベッドから抜け出し、朝から走ろうとロードにでた。少し走ったところで、何台かの車がUターンしているのが見えた。何事かと近づくと、そう大きくはない道路だが、冠水していた。二台の乗用車が立ち往生していたのだ。車が水につかってしまって動けなくなったようだ。そういえば、昨夜は雷雨ではなかったものの、かなりの量の雨が降ってたなぁと思いつつ。

 

そんな立ち往生している車を横目に通り抜けようとする車と、それをみてUターンする車と。リスクを承知で通り抜けようとするか、万が一を考えてUターンして、別の道から行くのか、ドライバーは二択を迫られているのだった。

 

SUVなどの比較的車高の高い車でもUターンする場合もあれば、セダンでもそろりそろりと通り抜けようとする車と。ドライバーの心情を表しているようで、みていて興味深かった(立ち往生してしまったドライバーには申し訳ないが)。

 

とはいえ、考えてみたら、人生なんて選択の連続だ。冠水した道路を渡るかどうかなどはっきりした選択もあれば、朝起きて何を食べるのか、なんていう何の気なしにしている選択もある。

 

なるべく最善と思われる選択をしたいものだが、何が最善かなんて後にならないとわからないわけで。ただ、リスクをとるのか、遠回りしても安全策で行くのか、冠水した道路をみていてなんだか興味深かった。

 

私だったらどうするかなぁ。立ち往生していた車がどちらもセダンだったので、セダンに乗っていたら、Uターンするかも。万が一動けなくなったらそのほうがめんどくさいし、お金もかかるし。。。SUVだったら頑張って通り抜けようとするかな。

 

ちなみに、車道だけでなく、歩道も冠水した箇所がいくつか。靴のみならず、靴下までびしょぬれになりながら走りました。