あの青い空のように~先天性高インスリン血症と私 -6ページ目

あの青い空のように~先天性高インスリン血症と私

先天性高インスリン血症と約20年付き合っています

同じ病気がある方や似たような症状で悩んでいる方の役に立てたらと思っています

同じ病気を持つ方や家族の方、病気とともに生活している方と情報交換が出来たらと思います
よろしくお願いします。

2020年5月
5月の初めに資格を通信講座で取りました。
これから先の自分の仕事について考えていた時期でした。
身体を動かすことのあまりない仕事で、
誰かのためになれる仕事をしたいと思っていて、
医療系にも興味があったので、医療事務と調剤薬局事務の資格を取りました。

仕事をせずに家にいることが、私にとっては精神的に辛いと思っていました。

生きがいってなんだろう。
なんのために生きてるんだろう。
仕事がしたいな。
生きているのが辛い。
そういうことをずっと考えていました。


泣いている時間も多かったし、泣きたくても泣けないという状況もありました。

将来の不安も強かったなと思います。
将来こうしたいと思っているけど、これで良いのだろうか、もっとやれる事があるんじゃないかといつも考えていました。

担当医とも連絡をよく取っていました。
私の将来や現状の不安を打ち明けていました。
今の時間を大切に楽しく前向きに考えていくといいよとアドバイスしてくれました。
精神的にもすごく支えてくれました。


11日の受診の日、ソマチュリンの注射を処置室で打ってもらったあとに、すごく疲れて処置室のベッドで休ませてもらっていたら
ベッドで意識をなくしました。
内科の先生にはすごく心配かけてしまいました。
両親に迎えに来てもらって、車で帰ったけど、車の中でも意識はなくて、
車に乗せるのも大変だったと両親が言っていました。

2日に1回くらいは家族で散歩や買い物に行ったり、家にいる時は読書や刺し子をしていました。
彼とも2週に1回は会っていて、会っている時は、気持ちもすごく楽でした。