Ain't No Other Man

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▼秘密














あの空














彼の家に行くには、
自宅と違う電車に乗らなきゃならない



だから、なんとなく、



緊張するんだ、毎回。



彼は言った

「辛いときはいつでもおいで」



じゃあ、辛くないときは?



私に辛くないときなんてないコトを



彼は知っていた



彼は知っていたんだ




私がいつも




世界に絶望していたことを




私が全て諦めて生きていることを




私が死を恐れないことを




私がいつも孤独であったことを




彼は言った

「俺とお前は正反対だ」



彼はいつも言っていた

「どうにかしようなんて
思わないことだ
どうにもならないことの方が
多いんだから
仕方ないって諦めれて
受け入れれば
これほど楽なことはない」



「期待しちゃいけない」


とも言っていた



「明日すべてが
変わっていることなんてない」って



「毎日培ったものが
明日起こるすべてなんだ」って





彼にはかなわないな・・・・