「Low-Life」というアルバムを出した後あたりに
来日したNEW ORDERを観に行った。
もう20年以上前の話。

おそらくやっとこさMIDI規格が登場し、
シーケンサーやリズムマシン、アルペジエータなどを
同期できるようになった時代。
それでも同期する各機械の“スタート”スイッチを
タイミング良く押さないと、「ズレたまま同期」。

来日公演でこのハプニング。
タイミングがズレたままの同期再生。
途中でシーケンサーをカットしてなんとか
生演奏だけで凌いだNEW ORDERだったが、
当時20歳そこそこの青いボクでも
このスリリングな演奏に神経がすり切れる思いで
演奏を見守った記憶がある(笑)。

FMでこのライブの模様をオンエアーしていた。
ズレた曲はカットすればいいのに、
恥をさらすようにオンエアー(笑)。
でもこのズレもカッコイイと思える程、
NEW ORDERはヘタウマである。

暗くて、冷たいエレクトロの演奏。
いつも曇っていて雨のイギリスをイメージ
してしまうようなブリティッシュシンセポップ。
ポップとは言いがたいくらい無機質だった。

30年近くたったこの曲。
今聴いてもスリリングな演奏だ。

この曲のベースラインはテクノの王道であるグッド!