先日の社会主義圏のジャズについて探求していくと、
あるわあるわ、よくもここ(日本)まで辿り着きました、と。

旧東ドイツからのサイケバンド

前もってこのバンドについては予習しておいたので
入手して聴いてみるとドンピシャグッド!

グルーヴィーなリズム、サイケなギター(アコギ)、
エスニック調なヴァイオリンetc…。
ほんとにドイツの?それも東側の?とでも言いたくなるよな
エスニックサイケロック!!

Bayon
s,t

true

当時のかれらはこんな出立ち。
時代(1977年)というのもあるが、
この頃はというとイギリスではパンク全盛期。
だのにこのラッパズボンとは(笑)。
少しアイタタなカッコですが
、閉鎖された国ならば仕方がないのか。
セーヌ川のほとりで

さて、壁も崩壊した現代。歳をとった彼等。
いまだ現役なのがうれしいです。
セーヌ川のほとりで
実際フルで聴いてみると、どこか陰を背負っている感じが。
当時としては斬新なのか、前衛なのか、それとも反逆なのか
明るい穏やかな曲調の中にも、
「政治」を背負っている感がして、少し悲しい。
それでも良いアルバムだ。
手に入れて良かった。

オマケですが、

ポーランドジャズで、もひとつ見つけた。
Kazimierz Jonkisz Quintet
Tiritaka

セーヌ川のほとりで
1980年の作品ですが、この頃になると
西側からの情報が入ってくるようになったのか、
規制緩和されたのかわからんが、
妙にアメリカテイストなのである。
スイングの仕方や溜めなどが、エンターテイメント的で
見せ場(聴かせ所)タップリな仕上げですねん。

ボク自体が少し偏見を持っているのであろうか。
「東側だから」という目でみてしまうからか、
メジャー進行の中にマイナーな音を見つけては
「やはりな…」なんて、知ったようなそぶりで(笑)。

「音楽に国境はない」と言いますが、
それでもあえて国境があった音楽に注目すると
政治が見えてきたり、生活が見えてきたりして
それがまたその音楽に「重み」を与えていると思うのだ。

ボクみたいに「暇だから」で音楽をやっている者よりも
ずーっと意味のある内容であると思う。
何かを訴える。それが詞になり音になり。

ちゃらけたミュージックライフにすこし反省…(笑)