公開が昨日までで、どうしても観たかった。
さらに久々の平日休みときたら、これはもう
観に行かなにゃぁ、一生後悔するだろうと(笑)。

バーダーマインホフ
理想の果てに
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ドイツ赤軍(RAF)の実話を元に、
「バーダーマインホフグルッペ」の形成から衰退までの
歴史を約3時間に濃縮した映画。

イデオロギー
1)社会集団や社会的立場(国家、階級、党派、性別など)において
思想、行動や生活の仕方を根底的に制約している観念、
信条の体系。観念形態。
2)一般に、政治的、社会的な意見、思想傾向。


60年代後半~70年代全般、
各先進国で起こった学生運動や共闘。
反帝国主義、反資本主義、反米をスローガンに掲げた。
これが「イデオロギー」となって、それを信念に
行動を起こしていた活動家達。

この映画は当然、実話を元に正確に表現しているが、
当時の若者達のイデオロギー観念に圧倒された。
正直、血を流してまでの理想の国家成立への手段は
共感できないし、この平和ボケした日本で生まれて
育ってしまったので、ぬるま湯から出ることは
なかなか出来ないと思う。
そして、「音楽」でも政治は動かすことはできても
変えることは出来ないとも思っている。

しかし、この映画の若者を動かすパワー、すなわち
「イデオロギー」はスゴイ。
今の時代、絶対的にないパワーだと思います。

彼等の存在のおかげで「ミュンヘンの悲劇」や
「GSG-9(国境警備隊、警察特殊部隊)の発足」に繋がる。

ん~、ボクとしてはやはりこのGSG-9の発足になる話を
もう少し詳しくやってほしかったなぁ。

観終わったあとに、少し考え込んでしまった(笑)。
人の心を動かすエネルギーやパワーって何なんだろう?
私欲や煩悩だけでは解決できない「信条」とは?

DVDになったら絶対買おうっと!!