香川県丸亀市沖の手島で、県内に古くから伝わるトウガラシ「香川本鷹
ほんたか
」の収穫、天日干しが本格化している=写真=。
長さ7~8センチと一般的なタカノツメの倍近く、辛みと香りの強さが特長。塩飽諸島では一軒となった栽培農家で、作業が家族総出で続く。
明治時代に塩飽諸島や西讃地域で盛んに作られていたが、輸入品に押されて一時、姿を消した。県や市の肝いりで2006年に本格的な栽培が再開されたが、きつい収穫作業や後継者不足でなかなか定着せず、塩飽では手島の高田正明さん(73)が3500平方メートルで栽培しているだけだ。
高田さんは残暑の中、妻の美智子さん(72)と一つひとつ丁寧に摘み取り、2、3日かけて天日干し。さらに機械で50時間ほど乾燥させる。一味や七味に加工され、道の駅などで人気だ。「食べた人が『ほかのタカノツメとは違う』と喜んでくれるのがうれしい。体が続く限り続けたい」。
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