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外食・中食・内食情報発進!

仕事と趣味が一緒になっちゃいました!


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 世界的な穀物高の影響が家計にもじわりと広がっている。原料の生乳不足で商品供給が減っているバターはスーパーでの特売が激減。飼料用穀物の価格高騰に伴う生乳の値上がりもあり、7月のスーパーでのバターの販売価格は前年同月比3%上昇した。原料の菜種などの値上がりが続く食用油も特売は減る傾向にあり、需要が高まるこれからの季節、家計への負担は重くなりそうだ。



 「家に残りが少しあるから今日は買わないことにした」。30日、都内のスーパーに無塩バターを買いに来た40代の主婦は値札を見てこう話した。

 全国約1万4千店のスーパーのチラシを集計するチラシレポート(東京・中央)によると、雪印メグミルクの「雪印北海道バター(200グラム)」は7月のチラシ掲載数が25回。前年の135、2年前の2882から大幅に減少した。森永乳業の「森永北海道バター(200グラム)」や明治の「明治北海道バター(200グラム)」も傾向は同じだ。

 首都圏地盤の食品スーパー、いなげやではバターの販売数量の前年割れが続く。「商品が不足気味で特売を打てる状況にはない」ためだ。品薄で1年以上も特売ができていないというほかの食品スーパーも6~8月のバターの売り上げは前年同期を約1割下回った。



穀物高で原料の生乳が値上がりしバターの店頭価格も上昇(都内のスーパー)
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乳業各社は生産量を減らす一方、飼料用穀物の価格上昇に伴う生乳の値上がりを受け、昨年10月以降にバターの価格を引き上げた。結果、スーパーでの販売価格は上昇。全国約300店のPOS(販売時点情報管理)データを集計した日経POSデータでは7月のバターの販売価格が301円と前年同月より約9円、2年前より約15円高かった。8月も前年同月比で2%高い状況が続く。

 バターの販売価格は今秋以降、さらに上がる見通し。明治など大手はすでに9月以降の値上げを決定。カルピスも30日、10月1日出荷分から「特選バター」を約2%値上げすると発表した。

 「集客の目玉商品になるため、簡単にチラシから外せない」(大手スーパー)という食用油も特売は減少傾向にある。チラシレポートによると、日清オイリオグループの「日清キャノーラ油」の7月のチラシ掲載数は1万828と前年同月比で約2割減った。

 食用油では流通大手がプライベートブランド(PB=自主企画)商品を値上げ。イオンやセブン&アイ・ホールディングスは7月から、品質改良と合わせ、キャノーラ油の価格を引き上げた。

 米国での干ばつや欧州金融危機による投機マネーの流入もあり、穀物相場の上昇傾向は続く見通し。家計への一段の影響が懸念される。


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