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外食・中食・内食情報発進!

仕事と趣味が一緒になっちゃいました!

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 ラマダンの時期、クアラルンプールに出現する路上市は、最高のマレー料理を味わえるレストランになる。

 ラマダン(断食月)の時期、マレーシアの首都、クアラルンプールは路上市の楽園に変わる。日中は食べ物を断つイスラム教徒をあてこんで、駐車場や路地、歩道のいたるところに何十という市が出現するのだ。

 毎日午後3時半頃になると、プロの料理人や腕に覚えのある主婦たちが、ポピア(くずいもと人参を詰めたチリソース味の春巻)、クエ・タラム(ココナツミルクをベースにした餅)、ブブル(香辛料をきかせた肉入り粥)などをテーブルに山盛りにする。

 煙を上げているのはアヤム・ペルチック(唐辛子とココナツのソースで食べる焼き鳥)、サタル(魚肉の練り物をバナナの皮に包んで串焼きにしたもの)、イカン・バカル(チリソースに浸した魚肉をバナナの皮の上で焼いたもの)などの料理。ある店では、きしめん状の米粉の麺を巨大な鉄板で炒めている。

 6時半頃、ブカ・プアサ(断食の終了)への期待に浮き立つ人々で、市はかなり混み合う。それから30分ほどで営業は終了する。人々は「明日はどこの市に行こうか」と、思いをはせながら家路につく。

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■ベストシーズン  ラマダンはイスラム暦の第9月のこと(2012年は7月20日~8月18日)。太陽暦に置き換えると、毎年約10日ずつ前にずれていく。この月になると、連日マレーシア全域で市が開かれる。午後4時頃から始まり、断食の終わる日没直後には閉まる。

■旅のヒント  市の数、規模、場所は年ごとに変わる。詳しいリストは、マレーシアの主要英字紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」か「スター」のウェブサイト、またはクアラルンプールの市庁舎で手に入る。買った料理を食べるのは、モスクが日没と断食の終了を告げてから(あるいはホテルの部屋に戻ってから)にしよう。露店はプラスチック製のフォークやスプーン、紙ナプキンを用意している。女性はタンクトップやミニスカートなど露出の多い服は避けよう。

【見どころと楽しみ】
<マレーの家庭料理>
 「家庭でこそ最高のマレー料理が食べられる」といわれる。ラマダンの市では主婦も店を出すので、マレーの家庭料理を味わう絶好の場だ。
■ケラブは羊歯(しだ)の新芽からグリーンマンゴーまで何を入れてもいいサラダ。ココナツミルク、唐辛子、魚醤、ライム果汁などで和える。
■ダルカはココナツミルクや唐辛子を加えた、野菜とレンズ豆のカレー。
■レンダンは鶏肉や牛肉に香辛料とココナツミルクを加えて柔らかく煮込んだもの。



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