世界進出を狙う! なんかオモロい「大阪バーガー」 | 外食・中食・内食情報発進!

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ボリュームがあるのに値段も手頃が大阪風。一番人気「うめチキン(250円)」は、梅の部分が着物、大葉が帯を表しているという。「大阪バーガー」という名前は、日本コナモン協会の会長のお墨付き。

長崎県の佐世保バーガーや、福島県の喜多方ラーメンバーガーなど、地域独自の工夫が光るご当地バーガーは数知れず。今日は、大阪発の「大阪バーガー」を紹介したい。2004年「大阪から世界へ」という壮大な目標を掲げ、試行錯誤の上に誕生した大阪バーガー。生みの親、「大阪バーガー 華円(はなまる)」の岡本吉博さんに話を聞いた。

「大阪」というだけあって、こちらのバーガー、バンズの部分が小さなお好み焼きだ。2枚のお好み焼きに様々な具を挟んでいただく斬新なスタイル。同店一番人気「うめチキン(250円)」はチキンに玉子、大葉が挟まり、梅肉ソースがマッチしてあっさり。中の具材に焼きそばや豚肉などを入れるソース系「モダン(300円)」は、お好み焼きを食べている感覚に近い。

「20年前、イギリスに留学していた時、日本といえばまだ、車や電化製品以外のことで知られていなくて。それなら、生きる源である『食』で、自分の作ったものを大阪から世界に発信しようと思ったのが作り始めるきっかけとなりました。米が主食でない文化圏は多いので米は使えない…。悩んだ末に思いついたのが『粉』でした」

生まれも育ちも大阪である岡本さんは、「粉もん」ならお好み焼きだ! とひらめくも、そこから試行錯誤。お箸とコテを使うと世界では浸透しにくいため、手で持つスタイル、バーガーにたどりつく。食べやすいようにお好み焼きの固さや弾力性、ソースがたれないように工夫してペースト化するなど、発想から約5年をかけて作り上げた。

「こだわりは『なんか面白い』ということ。感受性豊かで人情味ある人たちが受け入れてくれるのも大阪の良いところです。気軽に食べられて、中身を自由自在に変えられる大阪バーガーが、コラボなどで受け入れられるのも、大阪らしさを認めてくださる皆さんのおかげです」(岡本さん)

かつて、関西地区のローソンで期間限定販売されたこともあるという大阪バーガー。バンズのお好み焼きが完成されているので、具材に地域の特産物などを入れる「コラボ商品」作りのオファーが後を絶たないという。高知県の土佐電気鉄道と共同開発で生まれたのが「土佐維新バーガー」、フットサルの全国リーグ「シュライカー大阪」とコラボした「シュライカー大阪バーガー」など、コラボ商品を含めるとメニュー数は30種類以上に及ぶ。来年には、阪神高速道路とのコラボ商品が完成する予定だという。

「知ってる人は知っている。でもほとんど知られていない大阪の新名物です(笑)。県外や中国やヨーロッパからの観光客のお客さんも多いですね」(岡本さん)というが、それもそのはず。日本の観光庁が中国本土向けに配布した日本の名所や名物を紹介する冊子に、ディズニーランドや富士山、寿司などとともに、「大阪バーガー」が登場。なんと、大阪の名物紹介で、「たこ焼き」「串カツ」に次いで、お好み焼きではなく、「大阪バーガー」が掲載されている……。

ヘルシーで斬新な大阪バーガーが、日本各地、いや世界で登場する日も近いかもしれない。


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