1度目の震度7があった時
仕事の終わった彼の家に着き、DVDを見て、ふざけ合って喋ってました。私と彼のいつも通りです。
まだ着いて間もなかったので
彼に会うのがもう少し遅かったらと思うとぞっとします。
いきなりすごい揺れが来て
敷いてあった布団に伏せ、彼の服を掴み
怖くて目をぎゅっと閉じていました。
揺れが収まり
彼はしばらく家の様子を見たいからまずは君だけでも安全な場所にいなさいと言われ、彼に荷物を持って車まで連れて行かれました。
しばらく1人で車にいて
家族に電話してもすぐには繋がらず
とても不安でした。
1人でいる時
同じ地震に遭った友人たちとのLINEが、人と繋がっているという安心感を与えてくれました。
しばらくして彼からLINEが来て
彼宅ではなく、近くの駐車場に車を止めていたので、彼宅の駐車場に移動しました。
そこに彼がいて、その日はそのまま私の車で一緒に寝ることになりました。
寝ようとしても怖くて眠れず
ラジオを聴きながら、携帯で人と連絡を取り合いながら過ごしました。
朝になり
とりあえず仕事先に行かなければならない彼と、その時はバイバイしました。
1度目の震度7から余震がすごくて
心臓のバクバクが止まらず
ふとした時に涙がすぐ出そうになっていました。
だから余計に彼に会いたくて
その夜は遅くなったけど、彼に会いました。
で、部屋で寝るつもりだった彼に
「部屋に来ない?」
と聞かれましたが、室内で寝るのが本当に怖くなっていた私は
「あんまり行きたくない」
と返し、その日も車で寝ることにしてくれました。
そしてまた、ラジオと携帯で眠れない時間を凌いでいたところ
あの《本震》の、2度目の震度7が来ました。
私は彼にしがみつき、また目をぎゅっと閉じていました。
そして長い揺れの間、「もういやだー」と言っていました。
1度目の時も2度目の時も、揺れている間彼は抱き締めていてくれました。
地震は1度目の時とは、全然違う感覚でした。
1度目の時より、揺れが本当に長く
その後一応揺れが収まったのかもしれませんが、2時間くらいは、ずっと揺れが来てるのではないかと思うほど
間を空けずに、余震が来ました。
その中には、震度6強や6弱を含むものも
短時間の間に来たため
「これは本当にやばいかもしれない」
「どこに逃げればいいかわからない!」
「熊本が終わるのかな」
と本当に思うほど、揺れ続けました。
1度目の地震より明らかにすごいため
車で逃げる人で、真夜中の目の前の通りが一時渋滞していました。
私は、彼と隣に住む彼の先輩さんがどこに逃げようか相談するのを車で待ちました。
揺れるのは今は避けられないし
とりあえず周りに倒壊物のない駐車場へ避難するのが、その時のベストだったと思います。
車で最も近いそんな場所である、レンタルビデオ屋の駐車場に行きました。
ずっと揺れが来るので、下手に長く車で移動するのも微妙で
そこに留まり、カーナビのテレビやラジオを見聞きしながらそこで一晩を過ごしました。
あまりにも恐ろしい状況に
何かあっても冷静な彼が、少し泣いていました。
「鼻水がひどいな」と、私を安心させようとしたのか泣いてると悟られないための策なのかの言葉を言いながら。
そしてあまり眠れないまま朝を迎え
とりあえず仕事先に行かなければならない彼に、その日はついて行きました。
車に積む荷物が大量だった関係か何かで
彼の車のあとに、自分の車でついて行く形でした。
会社について、その日は会社の片付けをしたら帰ることになった彼を待ちました。
帰ってしばらく彼の車でゆっくりし
彼の先輩さんの知り合いのところで、近くにごはんを食べさせてくれるところがあるらしく3人で向かいました。
食べたあとは先輩さんと別れ
そこの近くに倒壊物の少ない駐車場があったため、彼の車でそこに留まり
私の家族もそこに呼びました。
家族も大事だし
彼も大事だし
その夜は、彼とも家族とも一緒にいたい私の願いが叶った夜になりました。
翌日は日曜日で彼も私も休み。
明るくなってから一旦彼の家に戻り、まだ断水していなかった彼の家でお風呂に入り
少し部屋でゆっくりしました。
私の家が断水していたため、彼の家から水を汲ませてもらい
運ぶのを手伝ってもらうため、彼にもうちについて来てもらいました。
そして、水運びと
外れていた窓をはめるのを手伝ってくれました。
兄と一緒にしてくれたので
2人で作業してくれる光景が、不思議であり嬉しくもありました。
その後少し足を伸ばし、先輩さんカップルと、限られた開いてるお店に飲食料の調達に行きました。
自宅の分も大量に買い、届け
彼の家に戻り、その日は先輩さんカップルと外でガスコンロを使ってお肉を焼いて食べました。
今、カップ麺やパン、栄養補助食品を口にすることがとても多いです。
だから、温かいごはんなど
それ以外のものをたまに食べることができると本当においしく感じます。
そして給水所と自宅を何度も往復し、水に困っている生活のため
水道から水が出るという、地震前は当たり前だったことを心待ちにしています。
この1週間ほとんどが車中泊のため
温かい、柔らかいお布団で安心して家の中で眠ることをしたくてたまりません。
当たり前だったことが当たり前にできなくなる。
それは、突然やって来ます。
被災して、肉体的にも精神的にも疲労が溜まる一方で
そんな、今の日本ではなかなか感じることのないことを身をもって体験することは、経験としてはとても有意義なものではないかと思っています。
地震の怖さは、できるなら経験しない方がいい経験かもしれません。
でも、生活の不便さは、身をもって体験するからこそ、普段当たり前のようにできることの有り難みが感じられると思います。
人の温かさといい
一見悪いことには良いことも伴うのだと、身をもって感じている温たまでした。
P.S 私は今回、連絡手段としてスムーズだったLINE
それから携帯を、車のシガーソケットで充電できるようにしておいた環境が便利だったと思いました。
うちの両親は、LINEができず
携帯もコンセントでしか充電できずな環境だったのでとても不便でした。
災害の時には、SOSを求める時にも大切な人との連絡を取り合うにも必要なので
できればLINE
そして、携帯タイプの充電器や車で充電できる環境を整えておくことを、このブログを見てくださる皆さんにもおすすめします。
温たま♪
顔は隠しますが、初登場の彼との2ショットですo(〃^▽^〃)o