京都東山・八坂に「芭蕉堂」があります。

江戸時代中期に加賀の俳人・高桑 闌更が松尾 芭蕉を偲ぶために建てたものです。この地に建てられたのは芭蕉が西行を心の師と慕っていたことから、「西行庵」の隣を選んで建てられたといわれています。

堂内には蕉門十哲の一人、森川 許六が彫ったといわれる「芭蕉像」が祀られ、命日には法要のあと句会が開かれています。




西行ゆかりのこの地で
「しばの戸の  月やそのまま  あみだ坊」
の句を詠みました。

芭蕉像。





楓城の句碑。
「この庵や  青梅ひとつ  夜能(よる)の音」

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