葵祭京都三大祭りの一つ「葵祭」が5月15日に開催されます。葵祭は正式名「賀茂祭」といい、京都市の賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)で行われる例祭です。祇園祭が庶民の祭りであったのに対し、賀茂氏と朝廷の行事として行なっていたのを貴族たちが見物に訪れる、貴族の祭りとして始まりました。祭当日は、牛車(御所車)、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾るようになって「葵祭」と呼ばれるようになりました。巡行図。祭の主役斎王代は、一般公募あるいはオーディション等では選ばれるのではなく、数千万円といわれる費用を負担できることが条件になっています。京都ゆかりの寺社・文化人・実業家などの令嬢(主に20歳代)が推薦で選ばれています。莫大な負担ができる家の令嬢に事実上限られるため一部の資産家に役割が集中し、母も斎王代であったという例は数多く、姉妹揃って斎王代や、祖母・母・本人と三代続けて斎王代であるという例もあります。