京都・祗園に建つ奇想建築「祗園閣」。織田信長、信忠父子の菩提を弔うために創建された「大雲院」という寺の中に建ち、元々は大倉財閥創始者・大倉喜八郎の別邸の一部でした。「祗園祭」の鉾を一年中見られるように」との願いが込められ、祗園祭の鉾を模したのが祗園閣です。
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祗園閣は昭和3年に建築された木造三階建で、高さ36mの鉾先には金鶴が輝いています。大倉喜八郎の卒寿の記念に分身として作られたとも云われています。金閣、銀閣に続く銅閣とも呼ばれています。
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大雲院は浄土宗系の単立寺院で山号は龍池山。本尊は阿弥陀如来、通称は銅閣寺といわれています。大雲院という寺院名は、織田信忠の院号が使用されています。撮影できませんでしたが、境内には「石川五右衛門」の墓があります。
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寺院前には、圓山地蔵尊が祀られています。
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大雲院のすぐ側に西行庵と芭蕉堂があります。
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西行庵は、西行法師の終焉の地に建てられた庵です。
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西行を心の師としていた松尾芭蕉を偲ぶために建てられた堂内には芭蕉の木像が安置されています。
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円山公園から清水寺に続くこの辺りは歴史愛好家にとっては非常に魅力のある地区です。観光スポットから少し外れると人影も疎らでゆっくりと見る事が出来ます。