文菜(杉咲花)の新作小説「生活123」のトークイベント&サイン会場。
トーク中の文菜を遠くから見つめる1人の男性がいます
売れっ子小説家で元カレの小林二胡(栁俊太郎)は、文菜が小説を書くきっかけとなった人…
〈以下ネタバレあります〉
久々に再会した文菜は二胡に誘われて軽く飲みます。
彼氏がいると言う文菜に、3、4人の女性と楽しくやってると言う二胡。
その方が楽だかららしい
最近の俺の小説読んでる
--あんまり読んでないかも。
あの頃よりは、挫折した分面白いかも。
--二胡の小説で救われる人がいるなら、それは価値がある。
俺も文菜みたいに、本当に自分でも面白いと思える小説が書けるといいなあ。
文菜と別れて正解だった。
俺たちは全然違うから。
--私はあなたと変わらないよ。
俺の知らない文菜がいるってことか
そこに二胡の彼女の1人が参加して来ます。
彼女に絡まれた文菜は「私は今の二胡も好きだよ」と捨てゼリフを吐いて、先に帰ります
この後2人はさぞかし揉めたことでしょう
帰り道、本屋に立ち寄り文菜は二胡の新作を手に取ります。
そう言えば、昔もこうやって二胡の小説を探したことがあったなぁと思う文菜
7年前、大学4年の秋。
クラスメイトのエンちゃん(野内まる)に誘われて、遊びに来ていたクラブの大きな音の中、小説を読む二胡がいたのです
小説家だという二胡。
興味を持った文菜は本屋で二胡の小説を見つけます。
エンちゃんから同じ大学だと聞き、益々興味津々の文菜でしたが、エンちゃんに紹介されて…
文菜は正直に感想を伝えます。
--面白くはなかったけれど好きです。
--途中から、都合が良くなった。
あんな派手なラストにする気はなかったんです。
幻想的なラストにしたかったんです
それが二胡の答え
文菜はそっちの方が面白そうと言います。
小説、書かないんですか
と聞かれた文菜は「好きでリスペクトがあるから小説を書くことはできない」と言います。
今あるもので満足してるなら書かなくてもいい。
でも読んでみたい、文菜さんの書く小説。
どんなことを考えてるのか、知りたい
その後、二胡は色々な小説を紹介してくれて、その年のクリスマス。
2人は、お互いに読んでいない小説を贈り合おうと提案。
それがまさかの同じもの
そこで二胡が「付き合ってください」と告白し、付き合うことになります
そのひと月後、文菜はとある文学賞に応募し、最優秀賞を受賞。
それから文菜は作家となるも、古着屋のアルバイトも続けています。
そして1年後、2人は別れるための最後のデートとして、ライブに行きます
彼の歌の歌詞が心に刺さり、涙ぐんでしまう文菜。
大学の友人・さわ(中田青渚)と遭遇し、喫煙の話になり、さわが流産してからもう吸ってないという話をします。
さわを傷つけることなく淡々と喫煙の話をする二胡。
その後、2人は別れ話をします
別れたいです。
--うん、わかった、別れよう。
--好きだったのに、どうしてこうなっちゃうのかなぁって。
--1番の理由は何
わかんない、じゃあ、どうしてOKしてくれたの
--疲れたから。
理由はね、今は1人になりたい。
恋人がいる状態が向いてないと思って。
--その例外にはならなかったのね。
小説を頑張りたくて、お互いに高めあえるような、文菜は良すぎたんだ。
絶対俺じゃないって。
文菜は俺とは違う人間だから。
そして、あなたの才能にも嫉妬してる
--小説は面白くなかったけれど、あなたの思考は好きだった。
--私に小説を書けばって言ってくれた人。
--そして賞を取って、今編集の人と話し合ってるところ。
--人としても恋人としても尊敬してる。
--でももう終わりなんだね
俺も本気で書いてみたいんだよね。
今、孤独が必要なんだ。
--私と別れても、あなたは書けないよ
-孤独って何
俺、文菜に嫌われたくて、好きでもない人と寝た。
自分の中でバランス取りたくなって。
渚と…
文菜は「最悪
」と言って店を後にします。
そして二胡は、様々な挫折や出会いを経て、売れっ子小説家となったのです。
久々に読んだ二胡の小説は、やっぱり今の文菜には必要ないものでした。
でも、今の文菜は孤独になりたかったあの時の二胡のことがわかるような気がしていました
文菜はその本を、読みたいと言うのでゆきお(成田凌)にあげます
今回は大学時代の元カレが登場。
文菜が作家になったきっかけとなった人で…
売れっ子作家で…
でもやっぱり、きっと今も文菜の才能に嫉妬してるんだろうなぁって。
それにしても、二胡役の栁俊太郎さんは当たり役でしたね
