一度は行ってみたい世界の絶景 ジェイタ洞窟(レバノン) | ぜひ行って欲しい!世界のお勧め絶景スポットを紹介するブログ

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グッド!今日の絶景

  クラッカージェイタ洞窟(レバノン)

レバノンの首都ベイルートの北約15kmの谷の町ジェイタにある世界第2位の鍾乳洞で、

1836年にアメリカ人によって発見されました。
内戦時には閉鎖されていましたが、現在は見学ができるようになっています。

 

「レバノンでどこか一個所だけ観光したい」と言われたら、

迷わずジェイタ洞窟を勧めるといわれるほどです。

山の中腹に上部と下部の2つの石灰岩の洞窟で構成されている鍾乳洞は、
規模と美しさのいずれもが世界最大級で、

これを見た後では日本の秋芳洞が幼稚園の砂山に思えてきます。

鍾乳洞は天井から水面までの高さが50m~100mもあり、

全長は約7kmありますが、500メートルが観光客向けに公開されています。

 

地下水がジュラ紀の石灰岩を数百万年にわたって侵食して

石のカーテンや石筍を形成し、長さ8.2メートルと釣り下がっている岩としては

世界最大級の鍾乳石もあり、さながら宮殿のようです。


入場料はゴンドラとボート代が含まれて18、150ポンド(約1470円)と

結構高いうえに、洞窟内部は撮影厳禁で、荷物は入り口のロッカーに入れて見学します。

 

まずはロープウェイに乗って上部洞窟の入り口に着きます。
新交通システムといった外観の最新車両は意外とスピードがあり、

これだけでもワクワクします。

見学路を進んでいくと、薄いひだのような形のとろろ昆布そっくりの鍾乳石が

カーテンのように洞窟の天井からつり下がっていて迫力満点です。


石も薄ければ光を通し、柔らかく連なる石はカーテンのようです。

ライトアップの仕方も良く考えられていてドラマチックです。

 

上部の鍾乳洞を見終わったらカメラを返してもらって
ディズニーを模したような列車の形をした車に乗って下部の洞窟へ移動します。


この道添いには鍾乳洞とどう関係があるのか分からないオブジェが沢山置かれてます。

2つめの洞窟に到着すると、ここでもカメラは没収されます。
下部洞窟は水をたたえた地底湖になっていて、電動式のボートに乗って見学します。


水のせいか、入口に近づくと急にひんやりして暑い夏に観光すると天国です。

洞窟内は想像していた以上に見やすいように環境整備されているのに感心させられ、

圧倒的なスケールに驚かされます。

 

淡いグリーンやブルーでライトアップされているので、

非常に幻想的で、湖面はペパーミントグリーンのように澄んだ色になっています。
おそらく水の透明度が非常に高く、

少しのライトで最大限の効果が生まれているのでしょう。

鍾乳石や水面に何色もの光が反射して、

幻想的にライトアップされていてまるでディズニーランドのように

とてもキレイで夢のような世界です。

 

小船は音もなく滑るように進み、

それとともに上から垂れ下がる巨大なツララのような石が白く浮かび上がり、

濃い緑の湖面に浮いて見えます。

 

また青いライトの光を受けているのか、

真っ白な石に青い蛍のように輝くところが見られます。
垂れ下がる鍾乳石は満開の藤の花のように

まっすぐに湖面に向かう姿がぎっしりとあります。

 

船から下りたら、高さ108mといわれる地下にできた

自然の大ホールには遊歩道があって、そこを歩きながら壮大な洞窟を鑑賞できます。

ここの涼しさ、空気もさっぱりひやっとして、水は澄み、静かな世界が広がっていて、

中東でこれほど気持ちのよい涼しさを味わえるところは少ないです。
交通がもう少し整備されればもっと親しまれるようになるでしょう。

 

敷地内には庭園と動物園があり無料で見学できますが、

いるのは山羊とウサギと亀くらいです。

カフェではホットドッグとチャイなどがあります。
700円~800円と少し高いですが中東にはないハイクォリティな美味しさです。

 

★ジェイタ洞窟への行き方
ベイルートからは役15kmほどですが、

乗り合いバスは途中のナハル・カルブまでしか行っていません。
そこから先は歩くと60~70分はかかりそうなので

タクシーで行くことになります。

 

 

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