一度は行ってみたい世界の絶景 インドネシア・ジャワ島 ブロモ山 | ぜひ行って欲しい!世界のお勧め絶景スポットを紹介するブログ

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これまでに訪問した国は数十ヶ国以上。
特に印象に残った選りすぐりの絶景スポットを紹介していくブログです。
海外旅行を計画している皆さんのために、心に残る旅行の手助けが出来たら嬉しいです。

今日の絶景
  
インドネシア・ジャワ島 ブロモ山

ブロモ山は、インドネシアのジャワ島東部の
ロモ・テンガー・スムル国立公園の800k㎡もの広大な土地の中に
あって、
テンガー山脈の一部を構成し、標高は2,392mです。
火の神が住むと言われており、
ヒンドゥー教の聖地としても知られています。

スラバヤから南に90km、マランの北東約30kmにあり、
シンガポールからわずか2時間少々、
1泊2日で足を運べる範囲にこれだけスケールの大きく
かつ神秘的な光景を眺められる場所は他にありません。
2000m級の山々を間近で見ることができ、
本格的なトレッキングも堪能でき、
東ジャワ随一の景勝地です。
スラバヤからなら日帰り観光も可能です。

ブロモ山はかっての大噴火により火口付近が陥没して
直径10㎞以上のカルデラ地形となり,
現在ではその中央部で活動中の火山をブロモ山とよび、
一つの火山の火口内にさらに小火山体ができた複式火山です。
さらに、外輪山に囲まれているカルデラの中は
黒い火山灰の砂漠が広がり、まるで月面のようです。
巨大な砂の海のようで、火口原にはブロモ山の他に
バトゥッ山があります。

ブロモ山の外輪山の北側にあるプナンジャカン山の
ビューポイント(標高2,770m)からの眺めは、
インドネシアで最も美しく感動的と言われているぐらい
素晴らしい大パノラマです。

一般的に「ブロモ山の眺め」といいますが、実際に見えるのは
手前からバトゥッ山(標高2,470m)、ブロモ山(標高2,392m)、
クルシ山(標高2,581m)、
そしてジャワ島最高峰の
スムル山(標高3,676m)となります。 
この壮大な景色は「神々の庭」と称され,
インドネシアでももっとも素晴らしく,感動的な風景の一つと
されています。
この神秘的な山々がおりなす幻想的な日の出を一目見ようと、
世界中から旅行者が訪れる人気のスポットです。

外輪山に囲まれた閉鎖環境と気象条件によって
早朝の火口原は雲海に満たされていて、
ブロモ山とバトゥッ山が雲海の上に浮かんでいるようで
ブロモの噴煙は雲海の上にたなびき,
成層火山らしい優美な姿のスムル山の下半分を隠しています。
これがビューポイントから見る大パノラマです。

ブロモ山の火口原はとても広いので
歩いて移動となるとビューポイントから日の出を見ようとするなら,
深夜に宿を出なければ間に合わないので,
危険をともなうのでお勧めはできません。

オフロードドライブで湿地や草地、砂の荒地を通り抜けると、
緑が山肌に派生しているバトゥッ山を迂回してブロモ山に向います。

吹き出した溶岩がひだのような複雑な山肌を形成しているところも
間近でバッチリと観察できます。 
途中テングル人の伝統的な宗教儀式が行われるヒンドゥー寺院も
目にすることができます。

足腰に自信のない人でも乗馬で行くこともできますが、
階段前の荒地の傾斜部分ではかなり揺れるので、
むしろ歩いた方が無難かもしれません。

”天国への階段”245段を登り切ればブロモ山の頂上に到着です。
噴火口から中心部に向かって45°以上の角度ですり鉢状に落ち込んでおり、足を滑らすと底まで転げ落ちることになります。
火口の内部を眺めることもできます。

早朝早起きして寒い山頂に登るということで、
それなりの体力と準備が必要となります。
動きやすい服装で登山することはもちろん、
起床からビューポイントで日の出過ぎまでの時間帯は
気温が
6~9月で0℃、12月~4月でも5℃
大変冷え込むので
防寒具・冬服を用意することも必要です。

ビューポイントの売店では防寒具のレンタルサービス、
帽子や手袋の販売などもしています。

ベストシーズンは、5月~10月の乾季で、
湿度があまり高くならず過ごしやすいです。
11月~4月は雨季になります。
雨季は午後にスコールがありますが、
雨が1日中降ることは少なく、雨の後には晴れ間がのぞきます。


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