一度は行ってみたい世界の絶景 オーストリア、ハルシュタット旧市街 | ぜひ行って欲しい!世界のお勧め絶景スポットを紹介するブログ

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これまでに訪問した国は数十ヶ国以上。
特に印象に残った選りすぐりの絶景スポットを紹介していくブログです。
海外旅行を計画している皆さんのために、心に残る旅行の手助けが出来たら嬉しいです。

今日の絶景
  オーストリア、ハルシュタット旧市街

ハルシュタットは、ザルツブルク市にほど近い
オーストリア・アルプスの麓の湖水地帯、
ザルツカンマーグート地域の最奥に位置する小さな町です。

ハルシュタット湖畔に教会と家々が並び立つ
古い街並みは世界でも最も美しい湖畔の町の一つとして
オーストリアの代表的な風景で、
一帯は「ハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、
1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。

2000m級の山々と、氷河が造った76の湖が点在する
ザルツカンマーグート地方にある、
オーストリアを代表する景勝地です。
湖の南に連なる、標高 2995メートルの
ダッハシュタインを中心とするこの地域には、
アルプス最東端の氷河があり、
雄大な自然芸術を鑑賞できる場所として人気の場所で、
世界有数の山景観が望める地として名高く、
その素晴らしい風景を見ようと多くの旅行者が訪れます。

ハルシュタットは、湖の際まで迫る山に張りつくように、
木造の家屋が並び、湖に向けてわずかに突き出た岬に建つ
教会の尖塔がアクセントとなり、アルプスの山々に囲まれた
独自の景観を生み出しています。

山と湖に囲まれた中に映える教会のある白い街並みは、
真珠にたとえられるほど美しい光景です。
ハルシュタット湖面に映る街並みが
実際の街のように輝く秀麗な景色も見ることができます。

ハルシュタット駅は、ハルシュタット湖を挟んで町の対岸にあります。

町から駅までは、列車の到着に合わせて渡し舟が出ています。
ハルシュタット駅は小さな駅ですので、
降車客が自分だけの時は、船頭さんにすぐアピールをしないと、
すぐに渡し舟は出発してしまい、
何もない駅で次の列車が来るまで待つしかありません。
途中、ハルシュタット湖上から見る町の景色も、
なかなかのものです。

船着場のすぐ横にある広場が、マルクト広場です。
ハルシュタットのシンボルでもある教会があるところです。
小さな町なので、あれこれと歩き回るより、
この広場でのんびりするのも一興です。

しかし、ここへ来たらやっぱり「あの構図」での写真は
是非とも撮っておきたいものです。

マルクト広場から湖を背にして北(右)の方へ歩いて2・3分行くと、
少し道が右に折れた先あたりからマルクト広場周辺が望めます。
ここが、あの絵はがきと同じ景色を楽しめるポイントです。

湖岸に映る山々と木造りの家並み、美しい風景に心が洗われます。
ハルシュタットでいい写真を撮りたい人は、
光線の関係で午前中がオススメです! 
午前中は、このポイントから景色を南に望み、
東(左)から太陽の光が射します。
もちろん、天気のよい日に行ったほうが良いのは
言うまでもありません。

マルクト広場から南へ7~800mほど行ったところにある
ケーブルカーで山上に行き、15分ほど歩くと
紀元前10世紀頃の世界最古の岩塩抗
「ハルシュタット塩坑」があり
ます。

この塩坑からは古代の墓地遺跡が発見され、
ハルシュタット文化の由来となりました。

見学者は防護服を着て、昔のままのトロッコにまたがり、
岩塩坑の奥深くまで入っていきます。
先史時代に岩塩を掘っていた人たちが残した道具の数々、
塩坑の見学は興味深いものがあります。
(毎年4月の最終週より10月26日まで) 
中世には岩塩は「白い黄金」と呼ばれるほど価値があり、
この富により、山と湖に溶け込む街並みが維持されてきました。

混みあうこともあるので、前売り券を買っておくと、
割引があるだけでなく、決まった時間に入場することができます。

なお、町の名前「HallStatt」のHallは「塩」Stattは「場所」を
意味します。


ハルシュタット博物館には、石器時代、青銅器時代、
ハルシュタット時代からローマ時代、現代までの

資料や古代墓地の出土品などが展示されており、
それぞれの時代をたどることができます。



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