「物理 化学の基礎もままならず」

 

⇒ 6月の時点で、化学は本当に「ほぼ何も知らない」という状態でした。

でも今考えれば、逆にそれが良かったかもしれません。

解き方・考え方に変なクセがついていなかったおかげで、ゼロからキッチリと積み上げていくことができました。

ただ、化学がそのような状態だったので、物理にはほとんど手が回りませんでした…

 

「基礎が固まり、理解が深まったことで」

 

⇒ 完全に仕上げた問題集は、セミナーと重要問題集だけ。

「そんなんで東大受かるわけないじゃん!」と思われるかもしれませんが…ホントです。

その代わり、「解ける」だけでなく、完全に「理解している」ことを確認する作業を地道に続けました。

 

「過去問や様々な問題を解くことにより応用力を高めた」

 

⇒ 化学の全範囲が終わったのは、10月に入ってから。

そこから、新演習の問題をピックアップしたり、旧帝の過去問に取り組むなどして、漏れがないか、蓄えた知識が柔軟に使えるか、ということを確認しつつ、アウトプットの練習をしていきました。

物理に関しても同様の作業を行っていたので、東大の過去問に本格的に取り組み始めたのは12月に入ってから。

遅いですよね。普通に考えたら。

でも、基礎が中途半端な状態で早い時期に取り組んでも、そこからあまり積み上がっていきませんから。

 

彼との一番の思い出は、2月に入り、他の生徒がいない静かな教室で、過去問を解いては採点し反省会…を何度も繰り返したこと。

そして、自分自身が合格できなかった試験に合格してくれたことは、本当に嬉しかった。

(自分は後期日程で滑り込んだ人なので)

 

合格おめでとう!そしてありがとう!!!