早いもので、間もなく4月ですね。☘️


最近は雨天が多かったかと思ったら、漸く暖かくなったり、また今年は桜の開花も例年より遅かったりと、体調管理が大変な時期と思いますが、皆様、どうぞお体ご自愛くださいませ。🙏


さて今回は、かなり遅くなりましたが、『独断と偏見で選んだ洋楽アルバム』の中で、2023年に発表された“個人的にオススメ”の6作品をご紹介させて頂きます。


尚、アルバムの発売日は2023年で、全て日本盤のものと致します。




U2


ソング・オブ・サレンダー




(3.17発売/ユニバーサル ミュージック)



#2. ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム(約束の地)





今作は、U2の既発表曲をアコースティックにアレンジし直し、また曲によっては一部歌詞も変更されたものもあり、それらを再録音したもので、16曲入りスタンダードエディション、20曲入デラックスエディション、スーパー・デラックス・コレクターズ・エディション(10曲ずつ各メンバー名義のディスクに収録)の形態で発売されていますが、私は16曲入りスタンダードエディションを拝聴致しました。


聴き慣れた往年のヒット曲も、ひと味もふた味も違った仕上がりになっており、とても興味深いアルバムと言えると思います。




エド・シーラン


-(サブトラクト)




(5.5発売/ワーナーミュージック)




#10.スパーク




エド・シーランが10年に渡り続いてきた数学的タイトルを冠にしたアルバムシリーズ 「マスマティックス・プロジェクト」の、ラストとなる本作は、テイラー・スイフトのプロデュースも手掛けた事もあるザ・ナショナルズの「アローン・ディスナー」とタッグを組み、エド・シーラン自身のルーツである「シンガーソングライター」という立ち位置に戻り、個人的な悲しみと希望を背景に描いたと同時に、世界的大スターである彼の最も弱く、正直である一面を表現した作品と言われており、全体的にアコースティックで影のあるような曲が多いイメージがするアルバムだと思います。


尚、エド・シーランは同年9月29日に、他のアーティストとコラボした『オータム・ヴァリエーションズ』というアルバムも発表していますが、1アーティスト・1作品の紹介という事で、今回は今作の方を選びました。




ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ


カウンシル・スカイズ





(6.2発売/ソニーミュージック)



#2.プリティー・ボーイ

(DISC 1)




昨年末に来日公演を果たし、本年夏にはフジロック・フェスティバルにも登場予定のノエル・ギャラガー のソロ・プロジェクトの、約5年半振りとなる通算4作目のオリジナル・アルバム。


今作のタイトル『カウンシル・スカイズ』とは、ノエル自身の生まれ育ったイギリス・マンチェスターの公営住宅団地(カウンシル・エステート)の上に見える空の事で、生まれ育った場所で少年時代によく空想にふけっていた事から今作のタイトルが名付けられたそうで、ノエル自身夢見がちだった少年時代に立ち返った思いで制作されたアルバムで、何処となくノスタルジーを感じるアルバムになっているように思います。


今作はロンドンにあるノエルのプライベート・スタジオ「ローン・スター・サウンド・レコーディング・スタジオ」と、ビートルズが御用達だった「アビーロード・スタジオ」でレコーディングが行われ、ノエルの「ギター・ヒーロー」だった元スミスのジョニー・マーもギタリストとして3曲レコーディングに参加しており、2枚組のデラックス盤の2枚目には、ジョン・レノンの『マインド・ゲームス』のカバーも収録されています。




リアム・ギャラガー 


ネブワース 22




(8.11発売/ワーナーミュージック)



#16.シャンペン・スーパーノヴァ




昨年は「サマーソニック2023」にも登場し、最近はストーン・ローゼスのギタリストだったジョン・スクワイアーとのコラボ・アルバムを発表した事で話題を呼んでいるリアムですが、今作は2022年6月3日・4日にイギリス・ネブワース・パークにて開催されたリアムの過去最大規模で行われたライブの模様を収録したライブ・アルバムです。



リアムのソロとしての曲は勿論、オアシス時代の名曲も収録されており、リアムのこれまでのキャリアでの楽曲も楽しめるライブ・アルバムと言えるでしょう。


(リアムとジョン・スクワイアのコラボ・アルバムについては、また改めてご紹介させて頂こうと思います。)




ブラー


ザ・バラード・オブ・ダーレン





(7.21発売/ワーナーミュージック)



#2.セント・チャールズ・スクエア




かつて、オアシスとライバル視されていたブラーの約8年振りとなるオリジナル・アルバム。


フロントマンのデーモン・アルバーンを始めメンバーの風貌は、“かなりのオジサン”といった感じになりましたが(笑)、これまでのブラーのサウンドに「渋味を増した」ようなカッコいいアルバムと言えると思います。




ローリング・ストーンズ


ハックニー・ダイアモンズ





(10.20発売/ユニバーサル ミュージック)



#1.アングリー




前作『ア・ビガー・バン』から実に約18年振りとなる、ローリング・ストーンズのオリジナル・アルバム。


2021年にドラマーだったチャーリー・ワッツが他界して、一時は存続を危ぶむ声があったローリング・ストーンズでしたが、そんな心配を払拭するような「これぞローリング・ストーンズ‼️」といった『イカしたロックンロール』が並んだアルバムだと思います。


レコーディングはロサンゼルス・ロンドン・バハマ・ニューヨークと多岐に渡り、また生前のチャーリー・ワッツがドラムを務めた曲や、レディ・ガガ(ボーカル)やスティーヴィー・ワンダー(キーボード&ピアノ)が参加した曲等話題に事を欠かないとも言えるでしょう。



以上、『独断&偏見2023・洋楽編 〜聴くならこの6作品〜♪』でした‼️音譜



それでは皆様、私が言うのも何ですが、季節の変わり目の体調に充分お気を付けて、素晴らしい4月及び春をお迎えくださいませ‼️☘️