遅くなりましたが、今回は毎回年末年始に行っていました『独断と偏見で選んだシリーズ』の2023年に発表された邦楽アルバム・バージョンをお送り致します。
尚、今回はベスト10形式ではなく、5作品選抜です。
back number
ユーモア
(1.17発売/ユニバーサル ミュージック)
#3. アイラブユー
back numberの3年10ヶ月振りとなる、メジャー6枚目となるオリジナル・アルバム。
NHK朝ドラ「舞いあがれ!」の主題歌『アイラブユー』等タイアップ曲も多く、back numberが得意とされる「日常的でありながら感動的」な名曲は勿論、LGTBやコロナ禍についても触れた曲も収録されており、back numberの魅力を更に推し進めた内容になっているように思います。
サウンド面では、小林武史さんや島田昌典さんといった『超敏腕音楽プロデューサー』の参加作品もあり、聴き応え充分なアルバムと言えるでしょう。
Penthouse
Balcony
(3.29発売/JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)
#1. 蜘蛛ノ糸
『東大発シティ・ソウル・バンド』Penthouseの1stアルバム。
テレビ・ドラマ等のタイアップ曲も収録され、Penthouseお得意のファンキーでソウルフルなナンバーが多いのですが、ポップでキャッチーなナンバーやフォーク・ロックを彷彿させるナンバー等「クレバーさを感じるアルバム」といった感じがしました。
新曲『フライデーズハイ』が「日産エクストレイルe-force」のテレビCMに起用されたりと、徐々ではありますがメディアにも取り上げられて来ていますので、今後大ブレイクが期待されるPenthouseをより知る上でピッタリな1枚と言えるでしょう。
スピッツ
ひみつスタジオ
(5.17発売/ユニバーサル ミュージック)
#4. 美しい鰭
スピッツの約3年半振りとなる17作目のオリジナル・アルバム。
今作も殆どの収録曲がスピッツと亀田誠治さんとの共同プロデュースで、スピッツ特有の世界観を見事にキープした内容になっていると思います。
タイアップ曲が数曲入っており、すんなり聴けるアルバムとも言えるでしょう。
のん
PURSUE
(6.28発売/KAIWA(RE)CORD)
#1. Beautiful Stars
女優・歌手・CMタレント・ナレーター等マルチな才能を感じさせるのんさんの『ロック色溢れる』2ndフル・アルバム。
正直、個人的には2023年に発売された邦楽アルバムの中で1番印象に残ったアルバムです。
今作発売直後の7月13日に30歳を迎えたのんさんですが、今作は等身大ののんさんが見事に描かれたアルバムと言えると思います。
のんさんご自身が書かれた曲も収録されており、のんさんのマルチな才能を感じる事が出来る1枚とも言えるでしょう。
Mr.Children
miss you
(10.4発売/トイズファクトリー)
#2. Fifty's map 〜おとなの地図