判決後の報道といっても、新聞は朝日新聞一紙だけ、デジタルで地方紙(熊本日日新聞)をちょこっと読んだだけです。中央紙は、どれも同じだと思うので・・・・・27日の判決後、翌日、翌々日、そして土曜日のTV放送予定欄をチェックしました。水俣関連のタイトルは一件も掲載されていませんでした。

 報道はあったのでしょうが、私は、タイトルが掲載された時しかワイドニュースを見ないのですが、掲載ゼロという結果を見て、今のTV界の現状を見た思いです。

 朝日新聞では、28日の扱いは大きなものだったと思う。29日は、「天声人語」

と朝日川柳が一句載っていました。

 本日は、50年前の一次訴訟の関係者を取材した記事が載っていました。現地を視察(証拠保全のため)した裁判長は、「ひどいもんだ」と漏らしたそうです。前にも触れましたが、今回の判決のため、大阪地裁の裁判官たちが昨年の9月、30年ぶりに視察したとありました。

 しかし、今日はジャニーズ事務所の二回目の会見があるそうです。そのことは、どこの局もこぞって中継する様子。やれやれ

 私だって人並みに、大谷翔平のホームラン王や、ロシア―ウクライナ紛争、インボイス制度スタートや、歯止めのかからない物価高、そしてAIを巡る問題点など意識しています。

 

それにしても、なぜこんなにも沖縄問題や水俣問題、北方領土返還問題に関心がうすいのかな??と思います。どれ一つとっても、一筋縄ではいかないことだらけです。

 思うに、日本人の殆どは社会の懸案事項に一つも関心を持てないということなのかな?これは、マスコミが、真実から私たちを遠ざけようとして、面白おかしいことや、スポーツにばかりシフトしているのかな?

 見事にはまった私たちは、にすべてにわたって、思考停止なのかな?いやいやそうではないと思う。

 土曜日の日(9月30日)、二人の現役女子高校生(現在高校2年生)を囲んで、「菜の花の沖縄日記:ちむぐりさ」という映画を見ました。

 「ちむぐりさ」とは、沖縄の言葉で

誰かの心の痛みを自分の悲しみとして一緒に胸を痛める、

そんな意味が込められているそうです。

 北陸・能登半島で生まれ育った坂本菜の花さん(本名)は、沖縄に来てフリースクール珊瑚舎スコーレで学ぶうち、ここの夜間中学で学ぶお年寄りと交流します。この方たちは、約70年前、戦争で学校に通えなかった体験から、改めて学びを進めているのでした。

 基地の町沖縄では、まだまだ戦争は終わっていないと実感するのでしたが、しかし、この学校に流れる穏やかな時間がありました。彼女は、故郷の新聞コラムにそのことを綴ったのです。

 

どうしておばあたち、おじいたちはこんなに明るいの?

 

 少女の目を通して見えた沖縄の姿が、そこにはありました。・・・以下続く・・・

ネタばれにならないように、ここは要注意です。)

            

 

            

 

 現役女子高校生たちは、学業や課外活動とは別に、この映画に強くひかれ、自主的に上映会を企画実行しました。今回はその一環です。もちろん多くの大人たちも協力して実現しました。

 こうした平和の問題に真摯に取り組んでいる様子が、彼女たちのトークから感じられました。

 実はこの高校生が通っている高校は、私の母校で、中高一貫教育のミッションスクールです。(※それは置いといて)

 

 彼女たちはここでは終わらないそうです。次回は、カンボジアの子供たちを支援したいとのことでした。

 

 マスコミに毒されることなく、でも現代っ子らしく、今日の結果はネットにあげるそうです。フムフム そうね。ニコニコニコニコ

 

私、張り切って出かけたのはいいけど、ちょっと歩きすぎで足を痛めてしまいました。(反省)

 

 でもいいこともありました。帰り道、会場教会の近くで、青い実を持って茂みに走り去ったリスを見ました.かわいらしかったラブラブ

 

最近は、この地区で熊が出没します。くまでなくってよかったくま  あせる あせる