日曜日は、なかなかプライベートタイムは取れないので、JR札幌駅で行われた「エカシ像」のお披露目には行かれませんでしたが、先日買い物のついでに立ち寄って写真を撮ってきました。


西側の改札口近くのコンコースと聞いていましたので、一目散に向かいましたが、あれれ?見当たりません。直ぐ近くの観光案内コーナーで尋ねたら、通り過ぎてきた方向を指さして教えてくれました。このあたりはいつも賑わっているのでちょっと探しにくかったです。


エカシ正面




エカシ背面



解説板



弓の舞を舞う姿




見事な刺繍を表現


アイヌ伝統工芸の刺繍を彫上げています。像には、すでに亀裂が見られますが、これは想定内で、数年後に補修を施すそうです。


下に掲げた画像は、アイヌの神事「カムイノミノ」等で用いる祭具「イクパスイ」です。カムイに祈りながら、お酒を捧げるときに用いる道具です。像の周りを6本のイクパスイが取り囲んでいます。モニュメントですから、実際の祭具よりは大きいサイズのようです。


は、アイヌ文化において、「沢山」を意味します。






私のように、カメラを向けていく人々も目立ちました。せっかく設置された像ですから、人々の関心を呼ぶことは嬉しく感じました。


このモニュメントが象徴するように、私たちも北海道の大自然のエネルギーを感じていきたいものだと感じます。


   北海道


設置に奔走した「ウレパクラブ」、若い大学生が中心、この方たちのように私もアイヌ文化から多くを学びたいと思いました。