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松村泰徳建築設計事務所のblog

「造形から造景へ…」をテーマに建築設計の活動をしている建築設計事務所のブログです。

かなりブログはサボっておりましたが、仕事をサボっていたわけではありません。

私の場合、忙しい時こそブログはおサボり気味になるのです。

 

弊所設計監理の、古民家の減築リノベーションの一期工事がようやく落ち着き、

やっと楽しみの竣工写真の撮影を行うことが出来ました。

減築というと建坪を減らすわけですが、改修前は下の写真のように敷地南側に二階建ての離れがあり、空き家状態で主屋の採光と採風を遮っていたわけですが、この建物を解体して新たに門塀を築造するという内容です。

設計主旨としては、主屋の持つ雰囲気を損なうことなく新鮮味のあるデザインとし、

かつ景観向上に寄与する存在になりうる造形とするというものです。

改修後は下の写真で、現況の対面から撮影したものです。

使用材料も、解体した建物より再利用したものを極限まで使っています。

木材・土壁・基礎石...百年ほど前から使われていた材料がみごとに蘇りました!

敷地内の外構も完成後披露できればと思います。

 

古民家に限らず、リノベーションをお考えの方は是非、弊所にご相談ください。

 

熊本地震が発生してから約8か月が経ちましたが、今週一泊二日の日程で視察に行ってきました。

上空からは未だにブルーシートに覆われた家屋が多数確認され、益城町においてはまだまだ多数の家屋が倒壊したままの状態でした。

撤去されて更地状態の敷地もかなり見受けられましたが、建替えはほとんど進んでいないようでした。

阿蘇神社の重要文化財である楼門は未だに崩れ落ちたままの状況で、作業中の仮設上屋が完成されれば、再建のための分解調査が行われるとのことです。


熊本城の被害状況も間近で見ると受けた衝撃は大きく、これは戦の後なのかと想像させるくらいの惨い姿でした。昭和に入り再建された写真左右の大天守と小天守の被害は大きく、江戸期に建築された写真中央の宇土櫓の被害は少なかったそうです。

戌亥櫓は石垣一つ分で崩落は免れましたが予断を許さない状況でした。


各機関から被害報告なども発表されてはいますが、自分の目で確認し建築された年代や、構造仕様、地盤状況などを踏まえて分析し、関西でも近く起こるとされる大地震も視野に、今後の構造設計の方針に活かしたいと思います。


ただ、被災の中心地以外は平常で熊本観光やおいしい食事など楽しい時間も過ごせました。

来月着工の住宅建築
敷地内には菜園も作る予定です。
日当たりも良いので、作物も良く育つことでしょう。

 


建築主さんはゼネコンで現場管理も長い間、従事されていたので専門家同士、対話を楽しみながら監理に臨みたいと思いまーす(^^)