弊所設計監理の建築作品が、奈良県景観デザイン賞2016 リノベーション部門で受賞することができました。
書庫という、非常に限定された用途を計画する上においても、近隣の方に親しみを感じてもらえ、県下だけでなく全国的に町並みが均質されていくなか、地域の景観に足りないものを補うモノが造れないかなと考えていました。
その要が木陰のように形を変える柔らかい陰影を生む膜であり、長年民家で使用されていた年季の入った格子戸の再生であり、かつ敷地は公道に対して開放することでした。
完成してみて、日が暮れてから灯りを燈すと格子が影を生んで、私にはお堂のように見えたのですが、その時 奈良の景観を考える上で少しつながりを生めたのかなと感じました。今後もこのテーマは大切に、建築や街づくりに取り組んでいこうと思います。




