買ったばかりのスマートフォンと、今手元にあるスマートフォン。機種は変わっていないはずなのに、使っているとなんだか動作が重たくなった気がする……。
そのモヤモヤ、気のせいではありません。スマホは使っていると「データのゴミ」や「見えないファイル」などが溜まっていってしまい、そのせいで動作が遅くなることがあります。
できれば買った時のサクサクした動作を取り戻したいもの。そこで今回のお役立ちコラムでは、So-netのスマートフォンセットでも人気の機種を使用例に、溜まった”ゴミ”をすっきりする方法や、動作が重くなりにくい設定、スマホのリフレッシュに使える便利なアプリを紹介します。
一部の名称は変わるかもしれませんが、Xperiaでなくても実践できるものばかりです。
1.いらないデータを削除する
基本の掃除として、まずは”ゴミ捨て”から。写真や動画、ネットからダウンロードしたファイルを見なおして、いらないものは削除していきましょう。
次に、「キャッシュ」と呼ばれるデータも削除します。これは主にアプリを使用した際に勝手に作られていくデータで、定期的にクリアしてあげる必要があるのです。
「設定画面」>「ストレージ」>「機器メモリー」>「キャッシュデータ」と進んだら、「消去しますか?」>「OK」で削除できます。
2.起動しっぱなしのアプリを終了する
次なるお片づけはアプリです。言うなれば、朝に使ったままのドライヤーをしまったり、夏場の扇風機を押し入れに戻したりして、部屋の風通しをよくする作業です。
ホーム画面下部のソフトキーから、「ホームキー(家のマーク)」の隣にある「マルチタスク(長方形が重なったアイコン)」をタップすると、実行中のアプリが表示されます。実はこの画面に表示されているものはすべて起動中。見えないところで動いていて、そのままにしていると動作を重くする原因にもなります。
Xperiaなら「全アプリ終了」をタップ。表示されない場合は、アプリ1つずつを「右にスワイプ」すれば、アプリを終了できます。基本的に、アプリは使ったら使いっぱなしの状態ですから、定期的にしまってあげましょう。
3.不要なアプリを削除/無効化
最近使っていないものや、入れたまま忘れてしまっているようなアプリは、いっそのこと捨ててしまいましょう。スマホの本体容量の節約になるだけでなく、動作の快適性にもつながります。削除できないアプリも中にはありますが、その際は「無効にする」をしましょう。
「設定」>「アプリ」>「削除したいアプリ」をタップして「アンインストール」または「無効化」でOK。
使いたくなった時が来たら、ストアから再ダウンロードできます。無料アプリならもちろん無料で、有料アプリでも再ダウンロードにはお金はかかりません。
また、アプリの中には無効化すると動作に不具合を起こす可能性があるものもあります。アプリ名に「Google」と含まれているものはシステム関係とつながっていることが多いため、無効にしないほうがよいでしょう。
4.「お掃除アプリ」をインストール
最近では便利な「お掃除ロボット」が家事を助けてくれる存在としてメジャーになってきましたが、スマホでも同じような役割を果たすアプリも存在します。
たとえば、ユーザーから高い評価を得ている『Clean Master』は、キャッシュの削除、重複している画像の削除、ウイルス感知まで、日常的なメンテナンスをすぐに行えるアプリです。
他にも『全能ツールボックス(All-In-One Toolbox)』も使用中の容量確認、実行中アプリの停止、キャッシュや履歴の削除などを、ボタン1つで実行してくれて便利です。
5.再起動する
再起動することでスマホ内部のシステムが一旦クリアされたり、最適な設定に戻ったりするため、魔法の杖のように不具合を解消することがあります。
Xperiaであれば、電源ボタンを長押しすると表示されるメニューに「再起動」の選択肢があるはずです。表示されない機種の場合は、一度電源をオフにして、少し待ってから、再度電源ボタンを押し続ければOK。
6.文字入力のための「キーボードアプリ」を変える
予測変換がイマイチだったりして、文字入力がスムーズにできないのもストレスを感じてしまいますよね。Androidにはたくさんのキーボードアプリがありますので、自分に合うものを使えば「速くなった!」と感じられることでしょう。
無料アプリなら言葉が豊富で、専門用語や人名変換も優れた。有料アプリではパソコン用ソフトからの長い開発歴と愛用者の多さ、最新の言葉への対応などからも『ATOK』。
7.ホーム画面が使いやすくなる「ランチャーアプリ」を試す
自動でアプリを整理整頓したり、見やすくしたりしてスピードアップに一役買ってくれるのが「ランチャーアプリ」です。
代表的なところではや『スマートランチャー』が挙げられます。色や見た目のカスタマイズをはじめ、ホーム画面におけるアプリの数を変えたり、独自のデザインで目的のアプリを早く見つけやすくなったりと、試してみる価値はあります。
8.「通信量チェック」と「Wi-Fiの活用」でデータ制限を回避
So-netのモバイルサービスのようなMVNOを快適に使いこなすためには、通信量の節約が欠かせません。速度制限がかかってしまうと、どうしてもゆっくりに感じてしまうもの。そこで、通信容量がいっぱいになる前にアラートを鳴らしてくれたり、使えるWi-Fiがあった時には自動で切り替えてくれるアプリを利用するのも手です。
以前に「スマホを買ったら絶対に入れたいAndroidアプリ10選」でも紹介した、Wi-Fiとモバイル接続を自動で切り替える『Smart WiFi Toggler』や、どのアプリのデータ使用量が多いかをチェックしてくれる『My Data Manager』で、データの使いすぎに目を光らせましょう。
9.容量の大きなデータをSDカードへ移す
Xperia J1 Compactの場合は、最大容量128ギガバイトまでのmicroSD / microSDHC / microSDXCカードを挿せます。スマホ本体はすっきり保つためにも、重たいデータやアプリをSDカードに移してしまいましょう。
ちなみに、Xperia J1 Compactにデフォルトで入っているOS(Android™ 4.4「Kitkat」)ではなど特定のアプリを利用すると、SDカードへデータの書き込みができます。
10.「開発者向け設定」をチューニング
ゲームをよく遊ぶ人であれば、この設定を行うことでプレイ中の動作がスムーズになるかもしれません。この設定は携帯電話研究家の池端隆司さんが紹介していた方法で、手順に沿って行えば、誰でもチューニングできます。
- 「設定」>「端末情報」>「ビルド番号」を7回タップ。そうすると「デベロッパーモードが有効になりました」などの通知が表示されますので、あらためて「設定」に戻ると「開発者向けオプション」が追加されています。
- ウィンドウアニメスケールを1xから0.5xへ
- トランジションアニメスケールを1xから0.5xへ
- Animator再生時間スケールを1xから0.5xへ
- 「GPUレンダリングを使用」をタップしてチェック
- 「HWオーバーレイを無効」をタップしてチェック
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実際にどれくらいの効果があるかは、池端隆司さんが動画で紹介しています。よく遊ぶゲームがあるけれど、動きにちょっとストレスを感じるなら試してみてください。
11.初期化する
長年使ってきたスマホをサクサクにするための最後の手段は「スマホの初期化」です。まずは必要なデータのバックアップ(保存)をしましょう。
電話帳のコピーや、写真や動画をSDカードなどに移しましょう。「でも紹介した、バックアップを一括で行えるアプリも便利です。また、SNSのログイン情報のメモや、ゲームアプリなら「データの引き継ぎ」操作も忘れずに。
すべてのバックアップが済んだら、「設定」>「バックアップとリセット」>「データの初期化」で、スマホを買ったばかりの状態にまで戻せます。アプリを一からセットしなおしてみると、意外に不要だったものが見つかったりすることもあります。
今回は基本の掃除からちょっとマニアックな設定まで、11の方法を紹介しました。
こまめな整理と見直し、時には模様替えまでを行いながら、自分のスマホを快適に使えるように、日々片付けをしてみてください。
