アメリカ運転免許事情 | meginvegasのブログ

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ラスベガスの日常生活と、スピリチュアルなお話し。

先日、
運転免許センター(DMV)へ行って、驚いた事がある。

またまた、いつのまにか、運転免許証に関して、又はIDに関しての法律が変わっていた!!!!!

運転免許証の切り替えでDMVへ行ったら、

「あなたリアルIDに切り替えなきゃね」

と、言われた!

Real ID とはなんぞ?

と、説明を聞いたところ、

今までの運転免許証・もしくは、州発行の写真付き IDは、今度からスタンダードと呼ばれるカテゴリーに位置付けされるとの事。

2020年10月1日以降から、このスタンダードの運転免許証・IDでは、アメリカで生活していく上で、不都合が生じる場合があると言う!

例えば、アメリカに学生ビザや永住権・その他の労働ビザ等で住んでいる人達は、アメリカ国内を飛行機で移動する場合、写真付きのIDカードや、免許証を提示して本人確認が出来れば、アメリカ国内から出国するのではないので、もちろんパスポートの携帯は必要無い。



が、2020年以降は、もしも持っているIDや免許証がスタンダードの場合、日本のパスポート・グリーンカードや労働ビザ等の証明書・ソーシャルセキュリティーカード等を提示しない限り、アメリカ国内移動の飛行機にも乗れないとの事!

それ以外では、Federal facilities に入るときにも、ID以外の全ての証明書を持って行かなくてはならないと言う…



その為に、Real ID と言うタイプへ、今持っているIDもしくは運転免許証を切り替える必要があると言われた。

これからは、今までの運転免許証と、IDカードでは不十分だとみなされる場面が出て来るとのことだ。

Real ID には、今までのスタンダードタイプの ID とは違って、星のマークが入る。

これによって、パスポートやグリーンカード等を持ち歩かなくても、国内移動の飛行機に乗れたり、他の ID を提示する場所や場合でも、問題なく利用出来るとの事だった。

星のマークは、


(ちょっとボケてるけど)
IDカードの右上端につけられる。

州によっては、星のバックグラウンドにちょっとした絵が入ってたり、色々あるみたいだった。


だから、今回の運転免許証切り替えでは、
アメリカに住む事が出来るんですよ、と言う証明書の全てを持って行かなくてはならなかった。

私は、アメリカ人のダーリンと結婚しているので、結婚証明書が必須だと言われた。

私が提示した書類等は以下の通り。

・結婚証明書
・永住権(グリーンカード)
・ソーシャルセキュリティーカード
・現在住んでいる住所を証明できるもの2つ(現住所宛に届いた公共料金の支払い請求書もしくは、保険料請求書で本人名が確認出来るもの)
・銀行口座(本人名義・住所の確認が出来るもの)


以前の DMVでは、一度アメリカで免許証が発行された時点で、結婚証明書等や永住権などのビザに関する事は、コンピューターシステムに  全て登録されているので、免許証の切り替えの時は、他の証明書を提示する事なく、お金さえ払えば、簡単に切り替えが出来た。

これからは、Real IDに全てを登録し直すと言う形になるので、以前にやった、全ての証明書の提示を行わなければならなくなった。

因みに、アメリカ人の場合は?

アメリカ人も、スタンダードのIDでは、アメリカ国内線の飛行機にも乗れないの?

と聞いたところ、

もちろん、2020年以降は、Real ID無しでは、アメリカ国籍の人も、国内線の飛行機には乗れないとの事。
国内線に乗るのに、アメリカのパスポートを提示させられるそうだ…
だから、“Real IDを作りなさい” と言っていた。

アメリカ国籍の人の場合、
Birth certificate (出生証明書)の提示が必須。


きっと、
テロ対策的な事も有るんだろうけど、

アメリカも
ややこしい決まりが
増えて来てるよーー