今回のリーディングのメインテーマは、O君の計画しているビジネスプランについてのアドバイスを頂くため。
O君は、とってもスピリチュアルな人で、彼と私の出会いも、山で行われた瞑想の会がキッカケだった。
片言の日本語で挨拶して来た彼の事を、何故か私は、昔から知っている人の様に思え、全く違和感を感じなかった。初めて行った瞑想の会で、誰も知り合いがいなく、微妙に緊張していた私に声をかけてくれたO君の事を、なんて優しい人なんだと思った。
それから彼とは定期的にあって、お互いの情報を交換しあって来た。
そのO君が約２年程前から、自分の夢であるビジネスを現実化させる為、コツコツと計画を立てていた。その計画も時期的にもうそろそろ現実化する気配なのだけれど、もう一押し何か必要な気がして、Nさんのアドバイスを頂く事にした。
私自身がO君の計画について、Nさんに確認したかった事は、実はO君の思っていた事と少し違っていた。
というのは、O君はとてもスピリチュアルな人なので、それぞれのスピリチュアリティーを追求する人や、ギャラクティックエナジーに興味のある人達やグループとよく出会い、交流も深い。
シングルのO君は、自由に自分の時間を使い、スピリチュアルグループのミーティングが有れば、ラスベガス以外の都市へもガンガン出掛けて行く。そういうところへ顔を出す度に、オーラの見える人、チャネラー、リーディングの出来る人達に声をかけられ、何かしら未来の予言的な事を言われて来た。そういう皆が共通して言う事の中に、
「貴方はビジネスで成功する。」
「お金はなんの問題も無く手に入れる」
「将来的にはスピリチュアルリーダーとして様々な分野で力を発揮する」
こう言う言葉を多々聞かされてきていた。
こう言われていた事で、もしかしてO君は、ビジネスプランを立て始めたのではないか？こういう風に言われてきた事は実際当たっているのかを、Nさんに確認したかったのが私だった。
なんだか、親心というか？O君の気分が良い様に助言をしてきた人達とは、私は実際会っていないので、本当にその人達が信頼するに値する程のリーディング力を持っていたのか、Nさんに確認したかったのだ。(O君にとっては大きなお世話だろうけど…)
そして、信頼するNさんが語った事はこうだった。
未来の予言的な発言をしてくる人達の中には、リップサービスの人も居たりするのは確かだから、全てが当たっていて、全てを鵜呑みにするのはリーディングをした人によるので、注意は必要だと。
O君に関しては、彼の抱いているビジネスプランは、１、２年の間には間違いなく実現化できるとのことだった。
O君の現在立てているプランでは、従業員が最低２５人程必要で、月額の経費だけでも、数百万単位以上でお金が動くビジネスだ。普通だったら、ビジネス経験の全くない若い彼には、不可能にしか思えない計画なのだけれど、NさんはO君に太鼓判を押した！
「貴方なら、絶対に出来る！」
Nさんは両手でゲンコツを握って胸元で振りながら言った。
「絶対大丈夫！出来ますよ！」
それを聞いた私は、本当に安心した。
今まで彼に言われて来た数々のリーディングメッセージは、どうやら信用しても良いレベルだった様だった。
そしてNさんはこうも言っていた。
「こんなにスピリチュアルな人を、私は初めて見たかも知れないわ。O君はとても優しい、親しみやすいエネルギーを持っているわね。素晴らしいわね。」と。
「O君は、実は今回生まれて来たのは、自分からわざわざ志願してこの地球に来たようね。本当は生まれてくる予定は無くて、その必要も無かったけど、どうしても地球のこの時代に生まれて、色んな事を経験したかったみたいね。地球というところは、本当に魂の修行をするには大変な所ですよ。それをどうしても生まれて行きたいと、志願して来られたのね。」
更に私とO君の出会いのエピソードをNさんに話すと、Nさんはこうも言われた。
「だって貴方達は、まだ霊界にいた時(地球に生まれてくる前)も一緒に学んでいたし、前世では姉・弟でもあったり、ある前世では、隣同士にお店を持った親友どうして、お互いの店を行き来して昼寝の場所を提供したり、ランチを一緒に食べたりしてたわよ。その時Megさんはアンテイークショップを経営してて、O君はブテイックだったわね。だからMegさんはO君にとって、 Big sister なのよ。お姉ちゃん的な存在が、ずーっと続いているのよ。瞑想の会で出会ったのは、まさに必然よね。」
私とO君は顔を見合わせて、拳同士を合わせて
「お姉ちゃんと呼びなさい」
「お姉ちゃん！！」
と、お互い笑った。
それからNさんはこうも言っていた。
「O君のビジネスには、もちろんMegさんも関わって行きますよ。経営に関わったり、お店の事に口を出したりでは無くて、別の事だけど繋がってるわね。あなた達はそこから、ドンドン上向きになって行くわね。」
「そしてO君のビジネスは、今の計画はあくまで出発点という感じね。そこから違う分野に進んで行くわね。例えば、インターネットを通じて、いろんな人達にスピリチュアルな面を含めて、何か教える仕事をしているわね。
教育的なことね。新しい若い人たちが知らないノウハウを、ネットを通じて教えているわ。その時はラスベガスには住んでいないかもね。」
これはO君自身も薄々計画していた一部だった。最初のビジネスはあくまでスターターで、そこが上手く回り出したら、信頼出来る人にそのビジネスを任せて、自分は次の分野へ進んで行くと以前から言っていた。しかも、ラスベガスから離れる事も自分の中で計画されているのを、私は何度も聞いている。
だから、Nさんの言われた事は、本当にその通りになると確信できた。
O君へのアドバイスの後、私個人の事も少し質問させて頂いた。
現在の状況的な事を。
一通り私の話を聞いた後に、Nさんは、
「Megさん、私ね、あなたの事は、全く何一つ心配していないのよ。だってあなたは、物凄く強い男性性エネルギーを持ってて、なんでも自分で切り開いていってるじゃない。辛いな…大変だな…って事でも、今までなんとかなって来ているでしょ？それは、貴方にある強い力で、乗り越えて来れているの。だから、私はこうしなさい・ああしなさいとあなたにいちいち言う必要は無いわね。ぜーーったい大丈夫だから、私、あなたに任せておくわ。
でも一つだけ助言をするなら、問題が起きても、放り投げてはダメよ。放り投げたり手放すのは簡単に出来ます。あなたは意思も強いから、何かを手放してもそんな事気にせずに一人でドンドン進んでいけるでしょう？後ろを振り返らない潔い人だわ。
でもそれをしてしまうと、同じ事が戻って来るわ。これはカルマの法則です。それに向き合って、対処しなさい。向き合って解決しなさい。
貴方はそれが出来る人ですから。」
私はこの言葉をNさんから聞いた時、まるで 神様が目の前にいて、私の聞きたかった事を人間の言葉に出して聞かせてくれている…まさにそんな気がした…
Nさんはまた、
「Megさんのお子さん達も、本当にちゃんと問題なく育ってるわね。それはね、あなたは女性・母親として子供達の前にいるけれど、あなたの持つ強い男性性エネルギーが、父親的なものも発していて、その２つのエネルギーに対して子供達はとてもあなたを頼りに思っているのよ。もちろんあなたのご主人は、子供達にとってはお父さんだけれど、そのお父さんという存在よりも、あなたのリーダシップ的なエネルギーを子供達は尊敬して付いていっているわ。お父さんが必要じゃないって事じゃないのよ。お父さんはお父さんで彼の役割を果たしているけれど、それ以上にあなたが全てのバランスを取れるから、子供達はそれを見て育っていってるのね。この人について行けば間違いないっていう感じでね。」
こんな風に、とても嬉しいお言葉も頂いた。
同時に、もっと自分の心の怠けた部分を引き締めなければとも思った。
最後にNさんは、
「特に２０１８年からの地球は、以前のエネルギーの振動とは違う新しい地球の始まりですよ。だから、今から色んな事が起きますよ。トランプ氏が大統領になったのにも大きな理由がありますよ。あの人は悪者扱いされていますが、ある意味彼はこの時期にとても必要なんです。あの人はそんなに思うほど悪い人ではないし。トランプ氏だけでは無くて、世界中でさまざまな事が起きますよね。これは、地球が人類が向上して行く上で、とにかく必要な事なのよね。 私と私達の子供達の世代(時代)では、まだまだその変化の過程で、沢山の問題を解決していかなければならないから、そんなに直ぐには変わって行けないけれど、その次の世代からは、今までの地球では想像できないくらいの、素晴らしい平和な世界へ変わって行っているはずですよ。とてもピースフルな地球へ。」
最後に私達３人は、次の生まれ変わりについても意見を出し合った。
NさんもO君も、もう地球へ生まれ変わってくる事は無いかな、と言っていた。Nさんは今世でボランティアとして、多くの人を救う為に、霊界やスピリット達と話しが出来るという "選ばれた人・ギフト " を持って生まれて来られたので、今回で地球に生まれて来るのは最後だろうとおっしゃっていた。
O君は今回で地球に生まれて来るのは最後かな？と言っていたけれど、生まれて来る事・これはあくまで自分のチョイスなので、O君が今回単発でこの時期に生まれて来たように、彼自身また気持ちが変わって未来の時代に生まれて来るかもしれない。
私は、というと、たしかに地球での生活は、重たい…と思う事が多々ある。
特に、スピリチュアルガイドと繋がったり、亡くなった友達のエネルギー達と繋がったりした時に思うのは、“なんかいいよね…肉体が無いって…楽だよね…心も、めちゃくちゃ素直で綺麗だし、何にでも感謝出来て、雑念のバリアーが無いというか…肉体にいる自分が、とても低くて鈍い存在に感じる…” と思う事がある。人間って面倒くさいなって思う事がある。
そしてそういう自分が情けなくなる時がある。
だけれど、それでも、チャレンジ精神旺盛の私は、またこの地球に帰ってきたいと、３人の会話の中で確信した。
出来れば、今から約５００年後位の、今よりも俄然平和な地球に。
それもこれも、いかに今世を悔いなく正しく生きるかで、次の来世が、さらに楽しいものになる事は間違いない！
