おはようございます、リンイリドです。
企業の材料開発者として必要な資質、なんでしょう(^ ^)
一つ勘違いしがちなのは、必ずしも優れた研究者である必要はない、ということです。
大学で研究するなら、その分野の知識と技術、それは競うべき個人や研究室のリソースとなると思います。
目的が、その分野の新規な“モノ”や技術を発見し論文を書くことだからです。
しかしながら企業では、目的はお客様のニーズに答える(その結果お金をいただく)ことが目的なので、技術や知識が最終目的とはなっていないのです。
研究者としての知識や技術はそこそこでも、必要なら何処か、誰かから必要な知識を得ればいいのです。
むしろ、人のアイディアや技術を公平な目で自分なりに観て、必要なところを開発に取り入れて行く、その柔軟さと謙虚さが必要になります。
ついつい自分のアイディア、自分の手柄に固執、それだけを追求したくなりますが、それはお客さんから見れば解決が遅くなり、何をやってるんだ、という風に言われるでしょう。
なので、いろんな人の知識やアイディアを取り入れて卓上に並べたなら、納期や原料費、作りやすさや性能を勘案してから取り組むのです。
その公平さが重要で、また、どれをどのような順番でどのように用意するか、ここら辺は経験とセンスが必要でしょう。
また、複数人で作業するなら、ある一つのアイディアについて、それは出した人にメインでやってもらうとより捗るでしょう。
やや優先順位が引くそうなアイディアでも、それを先に納得行くまでやった方が、最後にはうまくいきます。
人って、感情でより動くからです(^ ^)
だから、納期のしっかりとした勘案、ビジネス的に先を見通すこと、未知なものを取り入れる可能性を識っていること、バックアップ品を常に用意しておくこと、こんな力を背景に、人のやる気を削がない采配でも最後にはお客さんに選んでもらえる材料を作る、こんなところがまた材料開発を統括する上でいります。
先には自分のエゴで動かない、のようなことを言いましたが、それは統括者、推進者がそうであるのが良いのであって、各個人は、自分のアイディアや手柄というのがモチベーションになってることが多いですから、その原動力はできるだけ活用する方向に。
それを許容できる自分でいる。
なので、焦ることのないように先を見通しましょう。ここら辺は経験がどうしても入りますね。
あとは、そこに居続ける、ですね(^ ^)
これは、責任の問題です。責任っていっても、責める的なものでなくて、私はこの材料の開発責任者ですと、どんな状況に陥ってもそれを表す最後の1人でいる、そういうことです。
まだ色々あるのですが、こうしてみると、材料開発者といってもそれを推進する人は監督みたいなものですね。
なんか話がずれちゃいましたが、知識や技術がないからって、そんな嘆くことはないみたいです。
それよりその他の資質、ビジネス的な資質の方がより求められているかも、ということです(^ ^)