今年の目標の一つは「一言でもいいから読んだ本の感想を書く」

のんびり少しずつ感想を書いていたらいつの間にやら月末になっておりました。

この調子で3月もあっという間に過ぎるのであろうか?怖っ。


******************************


2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5016ページ
ナイス数:113ナイス

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC) 波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)感想
美人だけど絶対異性にはモテないだろうなと思えるミナレの威勢の良さとくノ一ばりの動きの良さが気持ちいい。ものすごく勢いと熱のある漫画です。個人的には元彼の光雄が出て来てほしいな。出てきたらミナレに瞬殺されるとは思うが…。 これからの展開が楽しみ。だから大人の事情で2巻とかで終わらないでね。
読了日:1月31日 著者:沙村広明
春風のスネグラチカ (F COMICS) 春風のスネグラチカ (F COMICS)感想
ビエールカの車椅子がどうして一人で移動できない仕組みになっているのか?どうしてシシェノークは片目なのか?その答えの一つ一つが切なくて、思い出すだけで涙が…。せめて春風が二人の元にも届きますように。 どうしてツンデレ少女の物語を描こうとして、この名作に仕上がってしまったのか。お前は天才かっ!とツンデレ熟女は作者に申し上げたい。
読了日:1月31日 著者:沙村広明
竹易てあし漫画全集 おひっこし (アフタヌーンKC) 竹易てあし漫画全集 おひっこし (アフタヌーンKC)感想
表題作の『おひっこし』は絶賛片思い中の男子大学生のお話。自分の大学生の頃を振り返って、もうちょっとめちゃくちゃしててもよかったかななんて思ったり。若者が若者らしいです。バカだけど。そして『少女漫画家無宿 涙のランチョン日記』はタイトルの軽さと相反して、酸いも甘いも知らない18歳の女子漫画家が流れに流れやくざの姐さんに成り上がり、再び酸いも甘いも噛み分けたベテラン漫画家へと転身する女一代記的なお話。もちろんギャグ漫画ですけど。そしてやっぱりバカ。
読了日:1月31日 著者:沙村広明
ベルカ、吠えないのか? ベルカ、吠えないのか?感想
一見イヌたちは人間に翻弄され続けてきたようにも見えるけれど、イヌたち自身は『血を残す』と言う己の本能にこそ忠実だったんじゃないのかな。
読了日:1月29日 著者:古川日出男
私家版鳥類図譜 (KCデラックス モーニング) 私家版鳥類図譜 (KCデラックス モーニング)感想
無類の鳥好きなお友達用に。
読了日:1月27日 著者:諸星大二郎
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)感想
日本人であれば大概の人が、当たり前に進学し過ごしていく三年間の高校生活。当人たちにはきっと何でもないただの通過地点のはず。だけど第三者には、嫉妬でちょっと意地悪したくなるくらいキラキラとしたものに見えるもんなのかな。 だけどそれは儚く弱いもののようだけど、実は、少しくらいの波風はたっても決してなんの影響もされず揺るがない確固たるものなんだよな。若いってすばらしい。
読了日:1月25日 著者:恩田陸
虹の娘 (Feelコミックス) 虹の娘 (Feelコミックス)感想
端正な画にひるんで素直に笑えなかった初見に比べて二度目は大いに笑わせていただきました。
読了日:1月22日 著者:いがわうみこ
アラビア猫のゴルム(1) (ワイドKC Kiss) アラビア猫のゴルム(1) (ワイドKC Kiss)感想
「ねこちゃあああああんっ。」猫を前にすると冷静でいられないくらいの猫好きなら甚く共感できるであろう猫好きによる猫好きのための猫漫画。
読了日:1月22日 著者:ヤマザキマリ
さよならまたこんど (フィールコミックス) (Feelコミックス) さよならまたこんど (フィールコミックス) (Feelコミックス)感想
学生の頃の青い三角関係…。こんなに懐かしさを感じるのはなぜかしら?そんな甘酸っぱいシチュエーションは皆無だったにも関わらず。
読了日:1月21日 著者:いがわうみこ
マウス (講談社文庫) マウス (講談社文庫)感想
人は一人になる勇気、他人に迎合しない勇気を持てた時、自分らしさを発揮させることができるんじゃないのだろうか。
読了日:1月20日 著者:村田沙耶香
勤労クレシェンド 1 (ビッグコミックス) 勤労クレシェンド 1 (ビッグコミックス)感想
カフェ店員恵須野君の妄想はけして自意識過剰なものではなく、お客様ありきの心優しき温かい妄想である。しかし結構独りよがりではある。
読了日:1月19日 著者:小山愛子
恋するための文学 (Petite bibliotheque classique # 2) 恋するための文学 (Petite bibliotheque classique # 2)感想
一番のお気に入りは太宰治の『駆け込み訴え』ユダのイエスへの思いが愛を越え最終的には憎しみへ。その愛憎の揺れも激しく、ユダはどこの誰よりも深くイエスを愛していたのだと思う。
読了日:1月17日 著者:プチグラパブリッシング
犯意 (新潮文庫) 犯意 (新潮文庫)感想
罪を犯す人と犯さない人は紙一重ではなく決定的に違う何かがあると思う。 『犯意』の有無で量刑が随分変わるのも、何があっても本当に普通の人はその一線を越さないが故じゃないだろうか。
読了日:1月14日 著者:乃南アサ,園田寿
聖☆おにいさん 通常版(12) (モーニング KC) 聖☆おにいさん 通常版(12) (モーニング KC)感想
夢の島に現れた悪魔や鬼たちが、ピース綾部のハンサム男爵みたいに優しい。これからの活躍に期待。
読了日:1月13日 著者:中村光
レベレーション(啓示)(1) (モーニング KC) レベレーション(啓示)(1) (モーニング KC)感想
山岸涼子の描く天使がおそろしい。でもそれは「恐怖」ではなく「畏怖」
読了日:1月12日 著者:山岸凉子
図書室の海 (新潮文庫) 図書室の海 (新潮文庫)感想
10話からなる短編集。 ホラーありSFありのいつもながらの引き出しが多く幅の広いラインナップ。「夜のピクニック」と「六番目の小夜子」が未読なので読了後に改めて読み直してみよう。
読了日:1月12日 著者:恩田陸
その女アレックス (文春文庫) その女アレックス (文春文庫)感想
最後の最後に感じた勝利感。大事なのは真実ではなく正義。読後感は悪いけど読ませる力のある作品です。紆余曲折しつつも、真相はまっすぐに一本の道へと繋がっていた。
読了日:1月11日 著者:ピエールルメートル
三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫) 三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)感想
どんな作品でも面白く興味深く書けるのが文豪の文豪たる所以。
読了日:1月7日 著者:三島由紀夫
二番目の悪者 二番目の悪者感想
これは「~らしい」と言う根拠のない噂レベルの情報を鵜呑みにしてしまう、愚かで愛おしい善良だけど罪深い私たちの物語。
読了日:1月4日 著者:林木林,庄野ナホコ
雉猫心中 (新潮文庫) 雉猫心中 (新潮文庫)感想
「はじまりのおわり」を読んで男の自意識過剰な部分を知ると同時にエピローグを読んで女の残酷さを知るのであった。
読了日:1月4日 著者:井上荒野
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え感想
「人生は『線』ではなく『点』である」人生っていつでもやり直せるんだね。
読了日:1月3日 著者:岸見一郎,古賀史健

読書メーター