チョコレートドーナツ
2012/米国
監督:トラヴィス・ファイン
出演:アラン・カミング、ギャレット・ディラハント、フランシス・フィッシャー、グレッグ・ヘンリー


ちょうちょ あらすじ
1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)はゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。(Yahoo!映画より)


全くノーマークだった作品ですがfacebookにて友人がべた褒めしていたのと、たまたま上映時間がよかったので観賞してきました。

そしたらね、すごくよかった。
泣ける映画だと聞いた割にそんなに泣ける場面はなかったな。
きっと悲しい部分をかなりソフトに表現していたのだと思います。

一人ぼっちになり無理やり施設に入れられそうになったマルコを
ルディがなぜそこまで引き取ろうとしたのか理解できなかったのだけれど(元々隣に住んでいる以上の関係ではなかったし)
多分マルコの中に子供の頃の自分が見えたのかもしれない。
傷ついた人は人の痛みや苦しみがよく分かるから…。

だけどそんなささやかな幸せを世間は許さなかった。
マイノリティを認めたらこの世が終わってしまうくらいの頑なさで
二人の訴えを退けてしまう。
ただ三人は世間から奪われた何かをお互いで埋めあいたかっただけなのに…。

この作品を見て
「多数の幸せのために一人が不幸になってもいいなんて道理はない」的な
昔読んだ漫画(これもマイノリティが主人公)の台詞を思い出しました。