going my way ~yokoの大人げない話~-あぜ道のダンディ

2011/日本

監督:石井裕也

出演:光石研、森岡龍、吉永淳、西田尚美、田口トモロヲ、山本ひかる、染谷将太、綾野剛、螢雪次朗、藤原竜也、岩松了


あらすじペン

妻に先立たれて15年になる50歳の淳一は、自分がガンではないかという疑いを抱く。2人の子どもたちには弱音を吐けない淳一は、中学時代からの親友・真田に胸の内を明かす。さえない中年の男やもめが、見栄を張りながらもダンディズムを貫き、一生懸命に生きる姿を描く。(映画.comより)


子どもの頃から切にダンディに生きたいと願う宮田は

病気のこともお金が無いことも子どもたちに打ち明けることが出来ない。


ダンディは子どもに弱味を見せてはならない。

ダンディは子どもにお金の心配をさせてはならない。


多分自分なりのダンディ像なんだろうけど

結局「かっこいいお父さん」と言うものになりたかったんだろう。


でも一生懸命お父さんをすればするほどダンディから遠ざかるわけで。

かっこ悪いのがお父さんなわけで。(世のお父さん諸君すまん!)


最初は子どもたちも機械とばっか遊んで(長男ゲーム、長女プリクラ)

お父さんに無愛想だったり、お父さんを小ばかにして

なんだよこいつらって思ったけれど、実はいい子たちで。

家にお金が無いのも、お父さんがかっこつけて無理してるのも全部知ってる。


でも長く家族をしてると今更


「お父さんいつもありがとう」


なんて照れくさくて言えないよね。


私も娘歴41年だからよく分かるよ。

言葉にしないから、態度に表さないから親に感謝して無いわけじゃないんだよね。


生きていくことはけしてかっこいいことじゃない。

時に躓いて、時に転んで、そして泣いて、笑って、怒って、また笑って。

だけどそれを一生懸命するのがかっこいんじゃないかな。

かっこ悪ければ悪いほど子どもにとってのかっこいいお父さんなんじゃないかなって私は思う。