「リトルターン」を読んだ。二度目だ。
最初に読んだのは二年半ほど前。
本はとっくに処分してしまい手元になかったのだが、数日前再び私の元へ。
これも何かの縁だろうと再読してみたが
主人公が鳥であること以外は何も覚えていなかった、、、、。orz
あらすじ![]()
主人公はある日急に飛べなくなってしまったコアジサシ(リトルターン)。
体の故障でもなく病気でもない、まったくもって原因不明なのである。
最初は戸惑いながらも現況を受け入れ、空以外の新しい世界で生きていくことを決めるのです。
そこで彼は星や蝶や花やゴーストクラブ(ゆうれい蟹)に出会い、いろんなことを思い考えるようになります。
そして最後は、、、。
翻訳した五木寛之氏はあとがきに
これは鬱の世界であり、挫折者の物語、引きこもりの物語と言ってもいいだろうと書いている。
そう言えば友人も特に理由もないのに周りの人が自分を嫌ってると言っていた。
それは気のせいだしただの被害妄想だと慰めたのだけど、
友人にとってはリトルターンと同じで、理由もなくある日そう言う世界に落ちてしまったのかもしれない。
でも私が思ったような被害妄想レベルではなく
家族にはここで言うには憚れる様なことも訴えていたようだ。
そんな彼女に「リトルターン」を勧めてみようかとも思ったけれど
新しい職にも就き、すっかり元気になって以前の自分を取り戻して頑張っている今、
この本を手渡されても大きなお世話かもしれないな。苦笑
ちいとも「欝」とは結びつけることが出来なかった私ですが、この本を読んで
失って初めて得るものもあるのだなぁと思いました。
二年半前に読んだ時のことはほとんど覚えていませんが
きっとこの本を読むべき時は今だったのかもしれません。
