2010/日本
監督:森田芳光
出演:堺雅人、仲間由紀恵、中村雅俊、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子
あらすじ
御算用者(経理係)として加賀藩に代々仕えてきた猪山家の八代目・直之。しかし当時の武家社会には身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、猪山家の家計もいつしか窮地に追い込まれてしまう。そこで彼らは、直之の提案で武家とは思えないほどの倹約生活を実行することになる。
刀を持って戦うだけが武士じゃないんだなぁと目から鱗。
算盤を奮って国や家族を守る侍もいるんだね。
だけど息子の成之はそれが理解できない。
祖父の葬儀の晩でも家族が悲しんでる中、一人算盤をはじく父直之に益々不信感を募らせる。
人それぞれの悲しみ方やその紛らわせ方があるのだけれど
幼い成之には分からなかったんだろうね。
いつしか所帯を持ち父や祖父と同じく御算用者になったものの
やはり父の言う武士のあり方に納得できない直之は戦場へと出てしまう。
だけど、
生まれてくる子の顔を真っ直ぐに見ていられる親でありたい
そう願って生きてきた直之の生き方はちゃんと息子に伝わったのだと思う。
だって最後は成之も父の歩いた道をちゃんと歩いているのだから、、、。
ほかの時代劇と違って一切ド派手な殺人シーンはないけれど
たまに笑って時々泣いて、そんなあたたかい作品でした。
