2008/ロシア
原作:エドゥアルド・ウスペンスキー
監督:ロマン・カチャーノフ
ようやく昨日、動くチェブを見ることができました。
いやー、かわいい。ホントかわいい。
だがしかし、チェブの魅力はそれだけにあらず。
自分が何者であるか分からない悩みをかかえ(最初だけ)
正体不明であるがゆえ行き場がなく、
あげくリサイクルショップにつれて行かれる。
その上君の家はここだと与えられたのは電話ボックス。
学校に通おうとすればお前に売る制服は無いと
洋品店の店員にすげなくされ
憧れのピエネール(ソ連社会主義下のボーイスカウト)に
ようやく入れても一人だけなぜか異様に行進が遅い。
そんなチェブの不器用で不運なところが、私のドS乙女心を無駄にくすぐるのです。
チェブ以外のキャラクターもみんな魅力的。
特にチェブの大親友のワニのゲーナは一見恐持てですが(ワニだけに)
とても紳士的で小さいチェブやいじわるなシャバクリャクばあさんにも親切で面倒見がよい。
そしていつもきちんとした服装で礼儀正しく寂しがりやさん。
その老成円熟した趣きが今は亡きいかりや長介を彷彿とさせます。
ストーリーは友達っていいよね的なベタな感じなものから社会風刺的な物までと幅広く、
子ども、やーめーれー。
お前が言うなっ。
などのツッコミを入れたくなるようなボケやパンチの効いたギャグもちらほら。
チェブやゲーナがかもし出す寂寥感も時にいい意味での失笑を誘います。
ある意味これって大人向け?
いや、絶対これは大人向けだ。
数あるチェブグッズ、子供には欲しくても買えまい。( ´,_ゝ`)プッ
パンフレットは紙芝居風。


