ハピネット・ピクチャーズ
サマリア

2004/韓国

監督:キム・ギドク

出演:クァク・チミン、ハン・ヨルム、イ・オル


親友のヨジンとヨーロッパ旅行をするために援助交際を続けるチュヨン。

しかし、それが原因で彼女は命を落としてしまう。


親友の死に責任を感じたヨジンは、まるでチュヨンへの贖罪とでも言うように

チュヨンの援交相手たちと同じように身体を重ね、彼らから受け取ったお金を返していく。


セックスのつながり以上を求めるチュヨンの気持ちが分かったのだろうか、

それとも伝説のインドの娼婦バスミルダが乗り移ってしまったのか、

少女の身体をお金で買う男達に嫌悪感を抱いていたヨジンも

いつしか男達に優しい気持ちを抱くようになる、、、。


これは彼女が純粋なゆえに選んだ道。

だけどそれはあさはかで残酷な行為でもあった。

なぜなら、結局は彼女を愛する人を傷つけ破滅へと追いやってしまったのだから。


最後の最後、ヨジンが愛する者を追いかけるシーンは

切なくて胸をしめつけ、これぞキム・ギドクと思わせてくれました。


純粋と言う事はすばらしい。

だけど時には残酷で罪深いこともある。

悲しいけど、それが現実。